早起的鳥有好吃♪
早起きは
三文の得。
早起き鳥は
おいしいご飯の得。
早起的鳥有好吃♪
2019秋の台湾食い倒れ旅の三日目の朝。
昨日は台湾の新幹線「高鐵」に乗って古都台南まで
絶品小吃食べ歩き弾丸日帰り旅を決行しましたが、
最高時速300kmの高鐵は乗り心地も利便性も抜群、
念願の台南グルメもほぼ制覇でき、疲れなど全くなし。
いつも通りに朝5時前に目覚ましなしで快適に目覚めました。
台北に雨をもたらしていた台風17号も去って薄曇りの空。
天気はこれからぐんぐん回復してくると思われます。
その日のお天気と気分と食べたいもの(笑)で予定を決める台湾旅、
まずはホテルの朝食前に恒例のご近所散歩にでかけます。
定宿ホテルがある萬華地区は街歩きが楽しい場所。
台湾最古の名刹、神様のデパート「龍山寺」を中心に発達、
台北で最も早く栄えた門前町で、歴史を重ねた建物が雑多に軒を連ね、
人間くさい魅力にあふれています。
昔ながらの喧騒の街並みは浅草+歌舞伎町+谷根千といった感じで
寺廟巡礼とディープな下町探訪が楽しめる迷宮ラビリンス。
淡いグレーの秋空が広がる朝6時前。
気温は22~23度くらいでしょうか、暑くも寒くもない心地よさ。
半袖に薄手のカーディガンを肩から羽織るくらいでちょうどよいお散歩日和。
萬華区の再開発のシンボルと言える高層ホテルを出発し、
地図もガイドブックも持たずに足の向くまま気の向くまま、
レトロな自動車修理屋さんや洋品店が並ぶ小さな路地へ。
どこもまだシャッターが閉まったまま。
大きな通りは早朝出勤のバイクやスクーターがそれなりに通りますが、
一歩中に入った細道や路地はまだ目覚めていないようで誰も歩いていません。
18世紀から淡水河の水運貿易で栄えた古い歴史を持つ萬華には
戦前からの建物が今の現役で人々の暮らしを支えています。
整然とした都市開発とは全く真逆の凸凹した路地の街並み。
後から付け足したような窓やバルコニーがせり出していたり、
何の目的か使途不明なはしごが壁にあったりと表情豊か。
緑の鉢植えやプランターが何気なく無造作に置かれていて、
南国らしいゆったりした風情を醸し出しています。
それは小洒落たガーデニングとは全くベクトルの異なる緑の風景、
いい、実にいい(同期のサクラ風に 笑)。
その街の素顔に触れたければ、朝の散歩が一番。
まだお化粧する前の起き抜けのすっぴんに出会えます。
台北で一番古い萬華地区も再開発の波が押し寄せているらしく、
こんな昔懐かしい街並みを散策できるのも今のうち・・・かも。
なんて再開発の高層ホテルに泊まっている旅人が言うなって話か。「
萬華はかつて「艋舺(バンカー=モンガ)」と呼ばれていました。
起き抜けのすっぴんの艋舺の細い路地を抜けて少し広い通りに出ます。
まだほとんどのお店が閉まっっている中、早くも開いているお店を発見。
大きな看板には「豆漿」の文字が。
ああ、これが台湾の朝を支える豆漿店ねぇ。
「豆漿(ドウジャン)」とは豆乳のこと。
豆漿店は豆乳や塩味のおぼろ豆腐のような鹹豆漿や
油條(揚げパン)などを提供する台湾の伝統的な朝ごはんのお店。
ガイドブックに載っている有名店もありますが、
ほとんどは地元の人が毎日通う地域密着100%のお店で
日本語メニューなどは皆無、メニューはすべて中国語。
てか、ぽつぽつやってくる常連さんはメニューなど見もしない。
ほぼ目線と雰囲気で「焼餅(シャオピン」だの「蛋餅(タンピン)」だの
自分好みを朝ごはんを注文、その場で食べたり、テイクアウトしていきます。
これぞ、台湾式朝の豆漿店の美味しいルーティンだ。
みんな毎朝通っているんだろうなぁ。
台湾の街を歩いていると
「早鳥票」とか「早鳥優恵」みたいな表記を目にすることがありますが、
これはいわゆる「アーリーバードチケット」「アーリーバードサービス」で、
まあ、日本で言うところの「早割り」「早得」ってこと。
つまり、その心は「早起きは三文の得」ですね。
「早起きは三文の得」を中国語では「早起的鳥有蟲吃」と言うそうです。
え~っと、早起き鳥は虫(えさ)にありつける、って意味ですな。
てことは、台湾の早起き鳥は、めっちゃ美味しい朝ごはんにありつけるわけ、
つまり「早起的鳥有好吃」、なのであります。
早起きは、美味しいご飯の得♪
台北の秋の朝。
朝一番早いのは・・・パン屋のおじさん、じゃなくて、
ほかほか湯気も美味しそうな豆漿店、でありました。
ホテルの朝ごはん、かっ飛ばして、食べたくなるよぉ♪
(写真は)
朝一番早い
台湾の豆漿店。
台北最古の繁華街にて
地元に愛されています



