元祖担仔麺

食の都の

歴史と伝統。

小さなお椀は

美味しい宇宙。

元祖担仔麺。

と、その前に、桜の戦士を讃えましょう。

ラグビー日本代表、堂々と歴史を刻みました。

昨夜の南アフリカとの準々決勝、3-26と敗れましたが、

最後の最後まで一歩でも前へ進もうとする戦いぶりに感動。

世界中があきらめたって、僕らはあきらめない。

汗と泥と芝にまみれた誇り高き選手たちに心を揺さぶれました。

それは南アフリカの選手たちも同じでした。

最後の5分、勝利は決定的なスコアなのにも関わらず、

彼らは決して手を緩めることなくトライを取ろうと攻め続け、

日本代表も死力を尽くして耐え続け、守り続け、チャンスを狙った。

お互いに正々堂々と100%で戦い抜くことこそが

相手への最高のリスペクト、敬意なんだ。

ラグビーは素晴らしい。

もっともっと、日本代表の試合を観たかったなぁ。

この感動と悔しさは4年後へと引き継がれていくはず。

まずは準決勝、決勝をしっかりテレビ観戦、

4年後の新しい景色のためにしっかり研究したいと思います。

って、ジャパンのHCか?(笑)

とにかく、ありがとう!日本代表!!!

そしてお話は台湾を代表するご当地麺へ。

2019秋の台湾食い倒れ旅の2日目は古都台南へ日帰り旅を決行、

台湾の新幹線「高鐵」で北回帰線を超えて片道1時間45分。

熱帯の「台湾の京都」台南が誇る絶品小吃を食べ歩き、

南国らしいゆったりしたノスタルジックな街並みを散策、

お洒落な台南帆布グッズもゲットして

再び小雨そぼふる夜の台北へと戻ってきました。

台南日帰り旅のフィナーレは台北の中の台南、

グルメ街永康街にある「度小月」の台北支店で夕食です。

台南を代表する小吃「担仔麺」発祥のお店であります。

漁に出られない台風の時期に生計をたてるために

初代が天秤棒(担仔)で売り歩いた小碗の麺は

台南漁師の不屈の精神から生まれたソウルフード。

赤い提灯がさがる趣ある店の入り口を入ると

レンガ造りのかまどが湯気をあげる「担仔麺コーナー」がお出迎え。

大ざるの山盛りになった麺をささっと小碗に入れ、大鍋のスープを注ぎ、

とろとろの肉そぼろを手際よく載せる早業は天秤棒時代、屋台時代から

受け継がれている「度小月」伝統の技。期待が高まります。

土曜日の夕食時、1階は満席、2階へ案内されました。

おおお~、間口よりずっと広めの2階席も居心地よさげ。

書画骨董がセンス良く配置され、テーブルもゆったり配置されていて、

趣味の良いインテリアがなかなか素敵。

さすが人気店が群雄割拠する永康街だけありますな。

うふふ、帰りの新幹線で胃袋調整(笑)した甲斐があって、

お腹もちょうど良い感じでぺこぺこになってきましたよぉ。

これまたお洒落なメニューを開いて注文票にさくさく書き入れます。

お目当ての「担仔麺」に、おっと台南で食べ損ねた「蝦卷」もあるわぁ、

野菜も食べたいから「清炒青菜」と・・・もちろん台湾ビールも注文。

さあ、やってきました。

台南名物「担仔麺」!元祖「担仔麺」!

うわぁ、可愛い、本当に可愛い小碗サイズ。

フツーのラーメン丼のほぼ半分ほどの小さな藍の染付の器に

肉そぼろと海老がトッピングされた「担仔麺」、

小さなお椀に美味しい宇宙が詰まっている。

まずはスープを一口、

う~ん、優しい、どこまでも優しい海老のだし、台湾の京都、ねぇ。

中太の小麦麺にとろとろの肉そぼろとスープを絡めてすする。

うんまぁぁぁ~い♪もちもちの麺と優しい海老だしと肉そぼろが三位一体。

香り高い台湾の紅頭葱と豚肉を7~8時間炒め、

一晩寝かせて作るという肉そぼろは本当に絶品。

すすっ、すすっ、すすっ!

健啖家の麺食いさんなら三口で食べ終わっちゃうかも。

本場台南「度小月」の元祖「担仔麺」、

本当に小吃(おやつ&軽食)サイズなので、

札幌ラーメンと同じサイズ感で注文することのないように(笑)。

でも「度小月」は名物「担仔麺」以外の台南小吃も揃っているので安心。

さあ、日帰り旅で食べ損ねたアレやコレが続々運ばれてきました。

食は、台北の中の台南にも、あり。

小雨の台北で出会った台南小吃のお話はまた明日。

食い倒れの夜は続く~。

(写真は)

「度小月」の「担仔麺」。

120年前から続く

台南漁師を救った麺。

小さなお椀は

美味しい宇宙。