ミステリアスサバヒー

ホッケのような

スズキのような

鮭ハラスのような

謎の台南ご当地魚

ミステリアス・サバヒー。

2019秋の台湾食い倒れ旅の2日目は古都台南へ日帰り旅を決行。

台湾の新幹線「高鐵」で北回帰線を超えて片道1時間45分、

真夏の太陽が輝く熱帯の「台湾の京都」台南で絶品小吃を食べ歩き、

南国らしいゆったりしたノスタルジックな街並みを散策、

台南名物のお洒落な帆布トートもゲットして雨の台北へ戻り、

夕食は台北の中の台南「度小月」永康街店で楽しみました。

120年の歴史を誇る台南名物の元祖「担仔麺」に

これまた台南ならではの美食小吃「蝦卷」に舌鼓、

さらに日帰り旅で食べ損ねたもう一つの必食台南グルメが登場。

台南でしか食べられないご当地魚「虱目魚」です。

虱目魚・・・???

漢字変換も超困難な(笑)難読漢字魚。

「虱目魚」と書いて台湾語で「サバヒー」と読みます。

見るのも聞くのももちろん食べるのも初めての未知のお魚。

「虱目魚「(サバヒー)」は魚類図鑑の分類によると

ネズミギス目サバヒー亜目サバヒー科サバヒー属だそうで

別名「ミルクフィッシュ」とも呼ばれる南国のお魚です。

日本ではまず見かけないし食べられていないミステリアスなサバヒーは

台湾、フィリピン、インドネシアなど東南アジア諸国ではおなじみの魚で、

特に台湾南部、台南の名物魚で新鮮なサバヒーをどんと載せた「サバヒー粥」は

台南でしか味わえない必食小吃ですが、日帰り旅では食べ損ねていたのよねぇ。

嬉しいことに「度小月」永康街店のメニューに、ちゃんと載っていました。

「焼虱目魚肝」。

・・・多分・・・焼きサバヒー・・・だよね・・・?

はたして運ばれてきた未知なる一皿は・・・ほっ、焼魚だ。

見た目は北海道の焼きホッケによく似ていますが・・・、

一尾をそのまま開いたものとはいささか形状が違うような・・・。

ちょっと不思議な楕円形をした焼きサバヒー、

う~ん・・・原型が想像つかない。

しかし、熱々の焼きたて、

きれいな白身からジュウジュウ脂がしたたり、めっちゃ美味しそう。

「虱目魚(サバビー)」の全体像は謎のままですが、まずは一口。

うわぉぉぉ~、ぷりぷりした白身魚で脂ののりっぷりが凄い。

めちゃくちゃ脂ののったホッケ+ギンダラ+スズキ=超美味!!!

尋常じゃない脂ののりようは、ほぼ鮭ハラス。

そうか、この不思議な楕円形の形状は、

恐らく「虱目魚(サバヒー)」なるお魚のハラス部分ではなかろうか。

メニューの「焼虱目魚肝」の肝って、ハラスってことだと思われる。

北海道の居酒屋さんの「鮭ハラス焼き」の台南版、に違いない、きっと(笑)。

実はこののち、食い倒れ旅の途中で

「虱目魚」のオリジナル?なお姿に遭遇するのですが、

2日目夕食の時点ではまだミステリアスサバヒー、なのでした。

謎に包まれた台南ご当地魚「虱目魚(サバヒー)」。

良く知らなくても、美味いもんは、美味い(笑)。

これだけ脂が乗ったお魚、お粥にもきっと合うはずよねぇ。

これも後で知ったことなのですが、

まだ貧しかった時代、台南の人々は「虱目魚(サバヒー)」を食べて

油分を体に蓄え、エネルギー源にしていたそうです。

骨が多く、鮮度も落ちやすいため、台南以外では出回らない魚ですが、

「度小月」では毎日台南から取り寄せた新鮮な虱目魚(サバヒー)を

丁寧に骨を抜いてから提供してくれるのでとっても食べやすい♪

お魚好きは絶対逃すべからず。

ミステリアス・サバヒー。

台南ビールが進みますぅ♪

(写真は)

「焼虱目魚肝」

不思議な楕円形。

ホッケ?スズキ?鮭ハラス?

ミステリアスは、美味い。