漱石パック

手のひらに

ちょこんとのっかる

プチサイズ。

このパックがあったらね~。

漱石先生に教えてあげたい♪

秋めく午後、昨日のおやつは、頂き物の可愛いカステラ。

その名も「黒船」。作っているお店の名前と同じ看板商品らしい。

つくりたてのカステラやどらやき、ラスクが人気のお菓子メーカーで

元々は1919年に長崎で創業した「長崎堂」がそのルーツで、

4代目社長が2003年に誕生させた新ブランドだそうです。

「長崎堂」は昭和9年に缶詰カステラの発明特許も取得し、

ヒマラヤ登山隊の携行職にも採用されたという歴史もあり。

伝統を踏まえ未来を切り開く精神が「黒船」に引き継がれているようです。

岩手産の新鮮な卵、国産の砂糖、小麦粉にこだわったカステラは

ふんわり、しっとり、卵のほわっとした匂いが鼻をくすぐる。

めっちゃ、美味しいぞ、黒船。

さらに魅力的なのが、このサイズ。

通常の棹カステラの4分の1ほどの可愛いプチタイプ。

ちょうど食べきりサイズ2切がパック包装された「黒船カステラbebe」、

てのひらにちょこんとのっかるキュートなカステラ、

あ~、漱石センセイに教えてあげたかったわぁ。

甘い物好きで知られる文豪夏目漱石センセイ、

カステラにも滅法目がなく、有名なエピソードがありましたねぇ。

京都のお寺で茶菓子のカステラを懐紙に包んで渡されたけれども、

あいにくカバンをもっていなかった漱石センセイ、

カステラの包みをそのまま手に持ち歩き、京都見物を続けた、とか。

懐紙に包んだカステラを手のひらにのせ、そろりそろりと京をゆく。

そんな漱石センセイのお姿を想像すると微笑ましくなりますが、

黒船カステラbebe、教えてあげかたったわぁ。

ちょうど手のひらに乗っかるプチサイズ、

寺社巡りに疲れたパクリとちょうど良い食べきれる。

甘党の文豪もさぞたお喜びの漱石パック?

漱石センセイは「虞美人草」で「チョコレートを塗った卵糖」と

カステラに「卵糖」という当て字を使ってみたり、

「こころ」でも「鳶色のかすてら」が登場、

なんとも印象的な余韻を残していましたっけ。

濃い目に淹れた紅茶と

手のひらサイズのカステラ。

秋の午後のおやつは、

ちょっと文学の匂いがする?

(写真は)

可愛いプチサイズの

「黒船カステラbebe」

bebeはフランス語で

「赤ちゃん」って意味だったね。

幼子のおやつにも♪