水もしたたる
小さいの、
長いの、丸いの、
まだら模様なの、
秋も美味しい夏野菜、
水もしたたる、いい茄子♪
9月6日です。
北海道胆振東部地震発生から1年を迎えました。
未明の揺れに飛び起き、その直後に起きたブラックアウト。
我が家のマンションも停電で給水設備がストップ、
水も電気もない生活がいつまで続くのが、物凄く不安になりながら、
今朝と同じような夏の名残を残した空を見上げていたことを思い出します。
あれからマンションの階段には手すりが設置されたりと、
身近なところでも地震対策が施されていたりしますが、
大きな被害を受けた厚真、安平、むかわなど7市町村では
今だ仮住まいをする避難者の方々が1300人に上るそうです。
日に日に秋の色が濃くなる季節、先々の不安はいかばかりかと思うと、
きめ細やかな支援の必要性を強く感じます。
いつもの暮らしがあること自体が、奇跡の積み重ねなんだ。
ブラックアウトのなかで痛切に感じたこと、
一過性で終わらせていけないんだ。
季節の恵みを頂ける幸せを、しっかりかみしめなくちゃね。
あれから1年。胸に手を当てて、日々の暮らしに感謝する朝。
そんな秋の始め。
それこそ奇跡のように美味しい夏野菜に遭遇しました。
狸小路の昼飲みできるお洒落な人気居酒屋さんのお品書きに
見つけたのですよ、「泉州茄子のお刺し身」。
先日のケンミンショーで関西人の夏の大好物と紹介されていた
大阪泉州地方特産の伝統夏野菜。
別名「水ナス」。
その名の通り、しぼると水がしたたるほどのみずみずしさが特徴。
あくが少なく、皮も柔らかいので、なんと「生」でも食べられるとか。
その証拠に番組では泉州茄子のお刺し身を
大阪ケンミンがわさび醤油で楽しむ映像が流れておりましたが、
北海道民としては、いささか半信半疑。
生で食べられる茄子って・・・ホント?
「お待たせしました、泉州茄子のお刺し身です!」
その実物が、いざ、目の前に。
ホントだ、スライスされた生の泉州茄子が
おめでたい鶴の形のお皿にお行儀よく並んでいる。
確かに・・・お刺し身だ。
どれどれ・・・一切れを箸でつまみ、
わさび醤油をちょいとつけて・・・パクリ。
ほよっ・・・ほんのり・・・甘い・・・?
かふ・・・という感じの・・・水分を含んだ独特の食感・・・
う~ん・・・初めてなので・・・例えようがないが(笑)
なんともみずみずしく清らかな味わいだ。
なんというか・・・喉の渇きが癒されるような・・・
そう・・・砂漠のアオシスのような・・・
夏の関西名物「泉州茄子のお刺し身」。
原産地インドから8世紀頃に中国経由で渡来した茄子は日本各地に広まり、
小さいの、長いの、丸いの、まだら模様なの、白いの、賀茂茄子などなど
地域で特徴ある品種が色々栽培されていますが、
関西代表は水もしたたる、いい茄子だった。
茄子は秋になると皮が柔らかくなり、
身がしまって美味しくなると言われます。
大きな地震から1年。
出来秋に深く深く感謝しながら
今年の秋茄子を大切に味わおうと思う。
9月6日の朝、でした。
(写真は)
泉州茄子のお刺し身。
水もしたたる、いい茄子。
カリウム、ポリフェノール豊富な
ヘルシーお刺し身♪

