新しい地球

ぼくらは

みんな

生きている。

新しい地球の

たくましい住民たち

地球の生命力は、凄い。

2013年から続いた噴火で生態系がほぼなくなった、

小笠原諸島の無人島西ノ島で環境省などが行った上陸調査で、

海鳥の繁殖を確認、昆虫やカニなど多数の生物が見つかったそうです。

凄い、これは凄い。かなり感動した。

西ノ島は最も近い父島から130kmも離れた絶海の孤島、

つまり、人間活動の影響を受けずに、

また新たな生態系が形成されているということ。

ある意味、小さな新しい地球が生まれつつあるみたいで、

生物の強靭な生命力に、ちっぽけな人間はただ驚嘆するばかり。

上陸調査の映像には噴火後はじめてオナガミズナギドリが抱卵している様子や

小さなヒナが灰色の大地で懸命に生きている姿が映し出されていました。

夜には成鳥400羽以上、アオツラカツオドリも60羽以上確認され、

カツオドリも噴火前と同じ規模の1400羽ほどに回復してしてたそうです。

さらに昆虫やダニが32種類、海岸付近にはカニ2種と貝類4種も発見。

新しい地球のたくましい住民たち、ですね。

この新しい小さな地球の注目ポイントは、その形成過程。

新しい生態系が生まれるときは一般に植物が起点になるそうですが、

西の島では、まず海鳥がすみ、

ヒナに与えたエサの残りを分解する昆虫が集まり、

新たな生態系が形成されつつあること。

世界的にも学術的にも貴重な奇跡の島、のようです。

地球科学的にも海底火山の活動で生じた西ノ島は

初期の地球の大陸形成の再現とも言われているらしい。

2013年の噴火で植物の存在が確認できない、いわば不毛の孤島に

海鳥が戻り、ヒナが生まれ、昆虫やカニがやってきて、

新たな生命の連鎖が現在進行形で生まれているのですねぇ。

南の孤島の

再生と誕生の物語。

新しい小さな地球では

今も新たな住民が増えているはず。

みんな、生きている。

(写真は)

秋の青空と山の緑。

地球は本当に美しい。

生まれてくれて、

ありがとう。