天才ピーちゃん

ノリノリで

踊っていたね。

大好きだった

愛しの君。

天才ピーちゃん。

めっちゃノリノリ♪

朝のテレビの海外ニュース映像に目が釘付けになりました。

CNNが伝えた驚きの映像に映っていたのは一羽のオウム。

アップテンポの音楽に合わせて、足でリズムをとったり、

サイドステップを踏んだり、さらには頭を激しく上下に振る、

ヘドバン、ヘッドバンギング、超ノリノリで踊っているのです!

凄い、リズム感良すぎ(笑)。

このオウムは黄色い冠が特徴的なキバタンという種類で

名前は「スノーボール」

2007年にバックストリートボーイズの曲に合わせて踊る姿が

ユーチューブで大ヒットした天才ダンサーとして有名なオウム君。

その稀有な能力に注目した研究チームが10年がかりでダンスを観察した結果、

なんと14種類もの振り付けを自分で習得していることが分かったと、

学術誌に研究結果を発表したのだそうです。

まず2009年の研究論文でスノーボールは音楽のビートを認識する

高度な能力を持っていることが分かっていましたが、

その後、飼い主さんからスノーボールが音楽に反応して「自分」で創作した、

新しい振り付けを覚え始めたと報告があり研究チームもビックリ。

そこで新たにクイーンの楽曲とシンディ・ローパーの楽曲を

テンポを変えて再生し彼が踊る様子を撮影し、分析。

すると、スノーボールは14種類の振り付けと2種類の組み合わせを使い分け、

それぞれの楽曲のビートに合わせて踊っていたのが判明したのです。

特にお気に入りだったのが、頭を激しく上下させる、

頭を揺すりながら片足を持ち上げる、片足を宙に上げたまま、

頭を左右に激しく揺らす、などの「ヘドバン系」の動作。

スノーボール君、ヘビメタ、ハードコア系がお好き、らしい。

実際のダンスシーンの映像を目撃しましたが、まあお見事。

ノリノリ、キレッキレのダンス、めちゃリズム感がよろしい(笑)。

学術的に興味深いのは、このノリノリダンス、

飼い主が教えたわけではなく、スノーボールが音楽に突き動かされて

多様な振り付けで踊りまくっているということ。

音楽に合わせて自然に体を動かすのは人間だけではなかったのだ。

研究チームによると、オウムの仲間は動作を真似る能力や

長期的な社会関係を確立する能力などヒトと共通する5つの特性があり、

こうした複雑で高度な認知能力が音楽に突き動かされて踊る能力に

つながっている、のだそうだ。

そうだ・・・そうだった、ウチのぴーちゃんも、踊っていた。

子供の頃、飼っていたセキセインコのピーちゃん。

お世話係の私になついていて良く一緒に遊んでいましたが、

ある日ふと何の気なく「よいやさのこらさ♪」と

わけのわからない(笑)お囃子を口ずさんだところ、

可愛い頭を激しく上下させ、両足でぴょんぴょん跳ねながら、

踊り出したのだ!

「よいやさのこらさ♪よいやさのこらさ♪」

昭和の子供のテキトーな楽曲に

ピーちゃんの何かが突き動かされ、ある日突然踊り出した。

その日以来、おかっぱ頭が妙なお囃子を歌うと、ピーちゃんは踊った。

それは激しく情熱的に踊った。

ぴーちゃんのダンスをことのほか喜んだのは今は亡き父だった。

「凄いぞ、凄いぞ、範子、凄いぞ!」

相好を崩した父は、踊るピーちゃんではなく、幼い娘を褒めた。

小鳥を一生懸命お世話し、芸まで仕込んだ娘をほめてくれたのだ。

その親心を想うと、なんだか鼻の奥がつんとする。

が、お父さん、

どうやら、凄かったのは、偉かったのは、ピーちゃんだった。

一部の鳥類は高度な認知制御能力を持ち、サルなどの霊長類にも

見られない高度なレベルの創造性を発揮することが

最新の研究結果であきらかになったそうだ。

ウチのインコちゃんも、天才ピーちゃんだったらしい(笑)。

今はきっとぴーちゃんもお空の上。

もし見かけたら、ほめてあげてね。

昭和の天才ピーちゃん物語。

(写真は)

現在の我が家の鳥さん。

琉球張り子の「鳩パン」。

よいやさのこらさ♪

あれ?踊らない(笑)