お返しスイーツ
神様の国から
やってきた
逞しい山の神へ
たんと持たせてあげたい。
新しいお返しスイーツ。
先週末、夫の遠足(笑)、いや違った、ゴルフ1泊旅の帰り、
苫小牧の老舗「三星」のお菓子をどっさり仕入れてきました。
地元ならではのレアな「苫小牧市民還元ハスカップジャム」もゲット。
勇払原野に自生するスイカズラ科の仲間の可愛らしいベリー、
幻の果実ハスカップを使ったお菓子たちにうっとり。
ふんわりやさしいブッセ生地に
ハスカップジャムをはさんだ「ハスカップサンド」に
アーモンドプードル100%のスポンジにジャムをのせた「ハスカップミスト」、
甘酸っぱいジャムを包んだ贅沢なフィナンシェ「ゆめみる果実たち」などなど
おなじみのハスカップシリーズの中に、おっと、ニューフェイス発見。
アイヌ文様がデザインされたロイヤルブルーのパッケージがなんとも素敵。
その名は「イヨマンテ」。
そういえば、ハスカップの語源はアイヌ語の「ハシカプ」。
枝の上にたくさんなるものという意味の言葉が由来。
アイヌ文化へのリスペクトから生まれたお菓子ともいえますね。
洗練されたデザインのパッケージを開けると、
ふわぁ・・・芳醇なバターの香りが鼻をくすぐります。
ヴィジュアルは六花亭のマルセイバターサンド系、
美しい紫のハスカップクリームがたっぷり挟まれています。
では、さっそく、「イヨマンテ」実食♪
う~ん、バタークッキーは超しっとり、
生クリームやアーモンドプードルがふんだんに配合されているので、
クッキーというよりもリッチなバターケーキのよう。
で、中のクリームがまた絶品、ホワイトチョコレートに
バターとハスカップがごろごろをたっぷり入っているのですよぉ。
甘酸っぱくて濃厚で、めっちゃ美味しい♪
「三星」といえば1953年発売以来、
「日本一食べづらいお菓子、でも食べると美味しい」と
長年愛され続けているハスカップのジャムロールケーキ、
「よいとまけ」がダントツの看板商品、ロングセラーとなっていますが、
アイヌ文化への関心が高まる昨今、新星「イヨマンテ」、
新たな苫小牧名物になるやもしれませんぞ。
パッケージデザインも印象的だし、
インパクトある「イヨマンテ」とネーミングがグッドです。
アイヌ語で「イ」=それ、「オマンテ」=返す、という意味で
「イヨマンテ」とは熊の魂を神の国へ送り返すアイヌ民族の重要な祭りのこと。
アイヌの人々にとって熊は大切な狩猟対象であるとともに、
神聖な山の神であり、親しみと畏敬の対象でもありました。
熊は神の国から毛皮の着物を着て、肉の食べ物を背負い、
「胆(い)」という万病の薬を持って人間の世界に来てくれるとされ、
アイヌの人々はそのお礼に人間界のお土産を持たせて、
また来てくださいと神の国へ送り返す儀式が「イヨマンテ」
・・・と三星HPにも紹介されていました。
そうかぁ、熊さんへお土産を持たせて送りかえす儀式なんだ。
獰猛なイメージがあるヒグマさんですが、実は大の果物好き。
ハスカップのリッチなバターサンドは最高のお土産になるよね。
アイヌの人々にとって大切で神聖な大きな大きなともだちへ、
美味しい「イヨマンテ」、素敵なお返しスイーツ、でありました。
もちろん、
北海道土産にも、最高♪
(写真は)
三星の新星「イヨマンテ」。
甘酸っぱくてリッチで
紅茶によく合います~。

