森のあわび

あれ?

これって?

もしかして???

こりこり&ぷるぷる

奇跡の森のあわび物語。

おいしい偶然があるものです。

夏の新鮮食材が集った昨日の金曜ごはんでの出来事。

まずは産地直送の北海道産朝採れブロッコリーはそのまま蒸篭蒸し、

自家製胡麻マヨ味噌ディップを添えて。

さらに今季初のゴーヤーチャンプルーも登板。

ご近所スーパーにぴちぴち朝獲りスルメイカが入荷していたので、

旬のスナップエンドウときのこと中華炒めにしてみました。

中華鍋に沸かしたお湯に塩と油を少々、

筋を取ったスナップエンドウを30秒ほど茹で、ざるにあげたら、

同じお湯に食べやすい大きさに切ったスルメイカを投入。

小さめサイズだったので皮は剥かずにそのまま、

さっと色が変わったら素早くあげ、お湯を捨てます。

中華鍋に油を熱し、ネギを生姜を入れて香りがたったら、

エリンギと椎茸を加えざっと炒め、イカとスナップエンドウ、

鳥ガラスープに酒、塩、砂糖、沙茶醤を合わせた調味料を加え、

ざざっと強火であおり、水溶き片栗粉でとろみをつけ、

香りづけの胡麻油をまわしかけ、お皿へ盛り付けます。

最後に黒粒胡椒をガリリと挽いたら出来上がり。

旬の夏素材にインスパイアされたオリジナル♪

「野宮的イカとスナップエンドウときのコク旨塩味中華炒め」

ほんのり赤みを帯びたイカとスナップエンドウの緑の色合いが

なんとも家庭的で微笑ましい(笑)。

だって、小さめのイカ、皮剥くの大変なんだもん。

さあさ、熱々のうちにいただきましょう!

パクリ・・・うまっ!!!

毎度毎度自画自賛で誠に恐縮ですが、まじ、美味い♪

可愛いイカは柔らかく、甘く、旨みが濃くて、

スナップエンドウのシャキシャキした食感との相性は抜群。

隠し味の沙茶醤があっさり塩味に深みと奧行きを与えていて、

なんというか、淡麗複雑コク旨、なのよぉ。

食卓の向かいの夫もパクパク箸が止まらない。

「イカはさ、これくらい小さいほうが柔らかくて美味しいよね」と

イカ好きのコメントを述べた後、おもむろに、こう呟いた。

「これってさ、あわび、みたいじゃない?」

嬉しそうに箸でつまんでいたのは・・・エリンギ!

確かに!

厚めにスライスされたヴィジュアル、

コリコリ&ぷるぷるの食感に

イカの海鮮系の旨みがぎゅっと凝縮されていて

目をつぶって口に入れれば、ほぼほぼアワビ!?

森のあわび、だ。

凄いぞ、エリンギ。

強い香りや味で自己主張せず、

コリコリした食感が特徴の物静かなキミの生きざまが

こんな奇跡を生んだのだ。

松茸や椎茸や舞茸には決してできない奇跡だ(笑)。

そういえば、円盤状に横カットしたエリンギを

帆立に見立てたレシピをどこかで見たような記憶がある。

バターでソテーすれば、フレンチの一皿になるよね。

ある時は、森のあわびに、

またある時は、森の帆立に。

エリンギ君は、きのこ界の怪人二十面相、だ(笑)。

おウチごはんは、

これだから楽しい。

思わぬおいしい偶然、発見がある。

森のあわびが教えてくれた、

小さな奇跡の物語。

(写真は)

イカとスナップエンドウと

森のあわび(!)の

コク旨塩味中華炒め。

森のあわびは、野菜コーナーで買えます(笑)