BBQパイナップル

桃のような

ミルクのような

ココナッツのような

南の島の初夏の恵み。

BBQパイナップル。

大きな窓から円山公園の緑を望む「モリエール」。

北海道の旬の素材を使ったフランス料理を

ゆったりと心地よく温かい雰囲気で頂ける三ツ星レストランで

母の日イブの土曜日に5実家の母のお誕生日祝いを兼ねて

5月のバースデーランチを楽しみました。

まずはシャンパンで乾杯。

スターターはポルチーニみたいに濃厚な椎茸のスープに始まり、

旬の帆立を抱いた蕗の薹のフリット、

印象派の絵画のように美しい春野菜のサラダ、

そして桜咲く厚岸産牡蠣フライ二変化と

夢のように美味しく美しく素敵なお料理が続きます。た。

コースが進むにつれてシャンパンから白ワインへ。

蜂蜜のようなコクが素晴らしいリースリングから

初夏にぴったりのブルゴーニュのシャルドネへ移るころ、

お料理はこれもモリエール名物「毛蟹のリゾット」。

たっぷりの毛蟹と北海道のお米を海老のブイヨンで仕上げたリゾットを

可愛い甲羅につめ、カニのあぶくに見立てた泡バターを載せた、

世界で一番贅沢なリゾット♪

特筆すべきは、毛蟹や海老やバターが醸し出す力強い旨みに

お米の一粒一粒のうまみが全く負けていないこと。

北海道の食材の底知れない力をそれぞれ極限まで引き出すプロの技に感動。

贅沢な食材に胡坐をかかない謙虚さ、研究心が

一期一会のサプライズを生み出すのですね。

お口直しの紅茶のソルベはひと匙頂いた後に

キンキンに凍らせた洋梨のリキュールをひとしずく・・・。

劇的に味わいが変化したソルベでハーフタイム(笑)。

この日のメインは牛フィレの炭火焼きステーキ。

上質のチャコールでミディアムレアに焼かれた美しいルビー色のお肉には

丸ごとこんがり焼かれた春の小かぶが添えられています。

エレガントと野趣味が絶妙にコラボ。

ブルゴーニュの赤とともにただただ酔いしれます。

あ~、もう、お腹いっぱい、心も満足、なのに・・・

むふふ、デザートは、別腹でございます。

黒服のスタッフがしずしずと二人がかりで

テーブル横に運んできたのは・・・パイ・・・ナップル?

こぶりのパイナップルらしき果物が黒焦げに・・・!

「石垣島のピーチパインをまるごと炭火焼きいたしまた」。

ひょえ~、まさかのBBQパイナップル♪

ミシュラン三ツ星レストランでBBQ気分。

まるでキャンプの達人のように黒服のスタッフが楽しそうにナイフを入れ、

黒焦げの皮を剥いていくと美しいミルク色の果実があらわれてきました。

「芯も召し上がれますのでよろしければそのままどうぞ♪」

ワイルドにこぶりなパインを三つに割って、

バニラビーンズの粒々も美しいアイスクリームを一緒にお皿の上へ。

炭火で丸ごとBBQされた美しい果肉にナイフを入れる。

バニラアイスをのせて口へ運ぶと、石垣島へワープ♪

うわぁ・・・桃のような・・・ミルクのような・・・

そして柔らかい芯の部分は・・・ココナッツのような・・・

ほの温かいピーチパインとバニラアイスのシンフォニーよ。

石垣島名産の「ピーチパイン」は

1999年沖縄で生まれた「ソフトタッチ」という品種ですが、

白い果肉とピンク色の果皮、桃のようなクリーミーな味わいから

もっぱら「ピーチパイン」または「ミルクパイン」と呼ばれています。、

収穫時期が非常に短くわずか2か月ほど。

石垣島では4月中旬から6月下旬までだそうですから、まさに旬の味。

窓の外の初夏の円山公園の緑を愛でながら

石垣島直送のレアなピーチパインのBBQデザート。

ああ・・・もう・・・バチが当たりそう(笑)。

昭和生まれは、ついつい、畏れ多くなってしまうのだった(笑)。

しかし、令和最初のモリエールランチ、

デザートの饗宴はこれで終わりではなかった。

キーワードは

思い出のリヨン。

明日へと続く~。

(写真は)

モリエールの

「キャンプの達人」。

石垣島ピーチパインの

炭火焼きBBQをサービス中。

エレガントで、ワイルド、だろぉ?(笑)