初夏の勘違い
華やかで
高貴で
優美な
その花の名前は?
ああ、初夏の勘違い(笑)
桜吹雪の晩春から新緑の初夏へ。
花の季節を終えた桜並木からバトンタッチ、
緑の植込みに初夏を彩る艶やかな大輪の花が咲き始めました。
「立てば芍薬、座れば牡丹・・・」でおなじみの芍薬の花です。
と、去年までお伝えしてきましたが、
申し訳ありません!!
ずっと芍薬と思い込んでいたその花は・・・
実は、「牡丹」でありました!!!
今年も華やかに咲き始めたわねぇ~と
何気なくスマホで「芍薬」を検索していたところ、
「シャクヤクとボタンの見分け方」なる記事を発見。
まさかね、念のためにね、と一応チェックしてみたら、
なんと、その、まさかだった(笑)。
シャクヤクとボタンはあまりに似ていて、咲く時期も同じ、
そもそも同じ「ボタン科ボタン属」の植物ですから、
花びらの形、質感、ボリュームたっぷりに重なる様子まで
と~ってもよく似たもの同士なのですが、
実は大きな違いがありました。
シャクヤクは「草」でボタンは「木」だということ。
つまり、シャクヤクは宿根草のため、
冬になると根だけを残してすべて枯れ、春に新芽が生まれますが、
落葉低木のボタンは茎だけの状態で越冬し、
春になるとその茎に新芽が生まれて花を咲かす、というわけ。
・・・確かに・・・言われてみれば・・・
植込みの当該植物は、葉っぱを落とした裸んぼの茎の状態で
健気に冬を越していましたっけ・・・。
何といっても動かぬ物的証拠がありました。
それは葉っぱの様子がまるで異なるということ。
シャクヤクの葉は丸みを帯びてつやつや光沢と厚みがある濃い緑色、
ボタンの葉は浅い緑色で光沢はなく、
1枚ずつに切れ込みが入っていて厚みもない、のだそうです。
昨日の朝、撮った当該植物の写真をズームアップ。
・・・あ~・・・緑は浅く、光沢も厚みも丸みもなく・・・
おぉぉぉ・・・葉っぱにしっかり切れ込みが入っている。
艶やかな濃い紫色の大輪の花の名は・・・
君の名は・・・ボタン!
ず~っと勝手に何年もシャクヤクだと思い込んでおりました。
ああ、お恥ずかしい。大変申し訳ございません。
我が家のマンション前の植込みで桜吹雪のあとに
初夏を告げる大輪の花は「ボタン」でありました(笑)。
言われてみれば・・・今更ですが・・・、
「立てば芍薬、座れば牡丹・・・」だって、
芍薬は茎の先端に咲き、
牡丹は枝分かれした横枝に咲く姿から生まれた言葉。
当該植物・・・確かに茎の先端には咲いていない。
証拠は・・・すべて揃った(笑)。
ああ初夏の勘違い。
牡丹の花言葉は「風格」「高貴」。
早合点、お許しくださいませね。
花の王様。
(写真は)
浅い緑の葉っぱ。
ちゃんと切れ込みが。
初夏を告げる牡丹さま♪

