ソウルビスケット

懐かしくて

甘くて

さくさくして

絶対はがしたくなる、

ソウルビスケット♪

イギリスも日本も

おやつに関する子供たちのある習性は同じだった。

夫が海外出張で仕入れてきたロンドン&パリ土産のお菓子軍団、

ファイル#2は「Jammie Dodgers」。

イギリスのスーパーマーケットには

紅茶のお供である多種多様なビスケットがたくさん並んでいますが。

その中でも変わらぬ人気を誇るベストセラービスケットであります。

楽し気な赤いパッケージからあらわれたのは

ラズベリージャムがサンドされたさくさくの素朴なビスケット。

二枚重ねの上のビスケットの表面はハート型にくりぬかれ、

赤いジャムがハートのエースのようで、なんとも印象的。

「Jammie Dodgers」といえば、

この赤いジャムのハートがトレードマークのようです。

どれどれ、まずは実食。

さくさくのビスケットは実に素朴、甘さも控えめで、

バターたっぷりのリッチなショートブレットとは別物。

で、間に挟まったちょっと固めのラズベリージャムが、

微妙に歯に引っ付いてくる感じが何とも懐かしい(笑)。

イギリスなんだけど、なんというか・・・

そうだ、昭和っぽいレトロ感があるんだ。

子供の頃の商店街にあった量り売りのお菓子屋さんの、

ちょっと高級部門のガラスケースに並んでいたジャムサンドのようだ。

ざくざくお菓子用のスコップで計る駄菓子と違って、

店員さんが銀色のトングで3枚ずつ、

恭しく白い紙袋に入れてくれた、あのジャムサンドに似ている。

ビスケットのサクサク感と

ジャムの硬さが絶妙にミスマッチ(笑)。

素材のテクスチャーの違いをそう気にしない大らかな食感が

そうだ、イギリスだけど、昭和っぽい懐かしさを感じるんだ。

実は、この「Jammie Dodgers」は発売されたのは1960年代。

まさに日本の高度成長期、昭和の真っ只中と重なっています。

イギリスではビスケットは家庭の常備品。

おばあちゃんちに行くと大きなビスケット缶からだしてもらったり、

学校から帰ると、ママから一枚ずつもらったりしたソウルビスケット。

懐かしくて、甘くて、ちょっと食べづらい(笑)「Jammie Dodgers」。

ゆえに、その食べ方には可愛いセオリーがありました。

イギリスの子供たちは今も昔も

二枚重ねのビスケットをまず一枚ずつはがし、

間に挟まった固いジャムをくるりと巻いて、

「ジャムたばこ」のようにして食べるのがお約束だったとか。

わかる~!!!

子供は二枚重ねのビスケットは、絶対に、はがしたくなる習性がある(笑)。

日本の子供たちも全く同じだ。

小さな頃、ビスコもオレオも、絶対はがして、

クリームだけ前歯でこそげるように食べたりしたでしょ?

ね?ね?

子供が二枚重ねは絶対はがしたくなる。

これは日英共通、てか世界共通、人類共通の習性かも(笑)。

赤い箱のジャムハートが目印の「Jammie Dodgers」。

イギリスの人々にとっては

懐かしい子供時代とともにあるソウルビスケット。

初めて食べても、日本人でも、

懐かしくて、素朴で、ちょっと食べづらくて、ハマる。

いい大人だけど、はがして食べちゃおうっかな♪

イギリス土産は

スーパーでビスケット。

おススメ、です。

(写真は)

ファミリー感満載の

「Jammie Dodgers」。

イギリスで人気のコミックキャラクター、

「Rodger & Dodger」に

ちなんで名づけられたネーミングらしい。

今も昔も愛される庶民派ビスケット。