もふもふ映え

立派な尻尾、

ピンとしたお耳、

初夏の森の

可愛いヒーロー

もふもふ映え~♪

ふぅ~・・・

長い長い10連休が終わりました。

札幌は朝からしとしと雨がふり連休明けにぴったり?

ずっとお休みだった人も、そうでなかった人も

とにもかくにも、フツーの平日の朝が始まりました。

また今日から、今日も、頑張りましょう♪

円山公園のもふもふ君も今日は静かに過ごせているかな~。

満開の桜やお花見弁当、満員の札幌ドームを抑えて、

連休中のマイスマホ写真ベストワンに輝いたのは

超キュートで超ユニークなもふもふ君。

花吹雪に包まれてお花見弁当を楽しんだ5日午後のこと、

北海道神宮へお参りしてから帰ろうと

神宮の森の参道を歩いていると・・・

ん?何だ?あの人だかりは・・・?

原生林の大きな大きな一本の巨木の前で

大勢の人々が一斉に上の方にスマホを向けています。

何かいるの・・・?

近づいてみると・・・

あれ・・・?何もいない?・・・いや・・・巨木が動いた?

あ!幹の色と同じようなキャラメル色の物体がもふもふ動いている。

エゾリスだ!・・・しかし・・・形が・・・何か変だ・・・。

ふさふさした尻尾が上、ピンとした耳が下にある。

可愛い足を幹の表皮に引っ掛けてふんばり、

ボルダリングの選手みたいに完全に逆さまになっている(笑)。

これで黒くて羽があったらほぼコウモリ(笑)。

なんでまた、こんな陽気の良い春の森で、

キミは逆さまになっているのか?

と、不思議に思った次の瞬間、逆さまのエゾリス君、

くるりと体を持ち上げ、幹の穴の中へ頭から半身を突っ込んだ。

ふさふさの尻尾だけをこちらへ向けてごそごそ、ごそごそ発掘、

すぐさま振り返り、再び先程のボルタリング態勢に(笑)。

なんと完璧な逆さま状態で

前脚で掴んだ餌らしき実をカリカリ食ベ始めるではありませんか。

かなり無理な、不自然な食事姿勢に見えますが、これが自然なのか?

やがて皮をぽいっと地上へ落とすと、

またくるりと穴の中に半身を突っ込み、

餌を探し当てると穴から出てきて、またボルタリング(笑)

いやあ、初めて見ましたよ。

エゾリスのさかさまお食事風景。

自然豊かな円山公園でエゾリスに出会うのは珍しくありませんが、

大抵は元気に枝か枝へと飛び移っていたり、

枝の上でカリカリ松ぼっくりなんぞかじっていたりで、

まるでモモンガかコウモリかボルタリング選手のように

さかさまになったままお食事する姿は初めて。

北海道の森にすむキュート系の小動物といえば

背中に縞模様のある「エゾシマリス」と

縞々がなくピンとたった耳が特徴的な「エゾリス」の2種類がいます。

冬眠するのは「エゾシマリス」で「エゾリス」は冬眠しません。

秋になるとエサの少ない冬に備えて木の実などを地面に埋めて

に落ち葉をかぶせて貯蔵する「貯食」という習性があるそうで、

一面真っ白の雪原の中でも埋めた場所をぴたりと掘り当てる、

物凄い「特殊能力」の持ち主なのだとか。

エゾリスの貯食場所は主に地面の上ですが、

良い貯蔵場所が見当たらない場合、

木の枝の上に置くこともあるそうです。

・・・しかし、幹の穴に隠し、さかさまで食す、という習性は、

ざっと調べてみる限り、見当たらなかった。

これは世紀の大発見(笑)目の前のさかさまもふもふ君、

コロンブス級の冒険家、チャレンジャー、かもしれない。

それにしても、キミはなぜさかさま?

せっかく秋に貯めこんだ森の恵み。

大好きな松の実やオニクルミ、もう少し楽な態勢で食べても良くない?

大事な食糧貯蔵庫を取られないように警戒しているのかな?

なんてスマホを向ける人間たちがわいわい詮索しようと、どこ吹く風。

穴の中をごそごそ、さかさまのままカリカリ。

初夏に向かう神宮の森の主役はさかさまエゾリス君。

もふもふ映え~♪

(写真は)

幹の色と一体。

完璧な保護色。

画面中央のもふもふ、

木の実を実食中(笑)