桜と菜花

春の景色が

美味しい湯気。

ピンクの雲吞と

芽吹きの緑。

桜と菜花の競演だ。

おうちで香港~海老雲吞麺話の続報です。

ご近所の輸入食材専門店で香港産の「全蛋麺」を発見。

さっそく、香港名物「海老雲吞麺」の再現に取り組みました。

本場の極細麺さえ入手できれば、むふふ、こっちのもの(笑)。

冷蔵庫に雲吞の皮もある、海老もタケノコも買った。

まずは海老雲吞作り。といっても先月作って大成功だった、

海老水餃子のレシピをそのまま踏襲すればよろしい。

海老の皮を剥き背ワタを取ってぶつ切りにした後、

包丁で粗目にたたき、みじん切りの生姜、タケノコを加え、

塩、胡椒、ほんの少々の砂糖、胡麻油、卵白、片栗粉を混ぜて

よ~く混ぜ合わせ、雲吞の皮に包んでいきます。

次の彩り野菜の青菜の準備。

本場香港ではでっかなアブラナが豪快に載っていましたが、

夫がタイミングよく「チンゲンなばな」なる新顔の青菜をゲット。

見た目は香港アブラナのミニサイズって感じで、これは使える。

にしても「チンゲンなばな」って?

チンゲンサイと菜花のミックス?

かと思って、調べてみたら、

まさに読んで名のごとし、まんま、でありました。

チンゲンサイもアブラナ科の野菜なので、春になると蕗の薹のように

薹(とう)が立つ、つまり花芽をつけますが、これまではチンゲンサイとしての

商品価値がないとされ、市場に出回ることはありませんでした。

しかし、薹(とう)が立ったチンゲンサイは、美味しい、のです。

すっくと伸びた花芽はチンゲンサイの食感や風味だけでなく、

菜花の美味しさも楽しめ、しかも普通の菜花のようなクセもないので、

栽培している農家さんだけでその美味しさが知られていたのですが、

近年、季節野菜としての市場価値が注目され出荷されるようになったらしい。

「チンゲンなばな」春の青菜のニューフェイスだったのです。

夫、またしても、グッジョブ♪

さあ、ここからは出来上がりを逆算して三つの鍋をフル稼働。

大小二つの鍋と中華鍋でお湯を沸かし、

まずは中華鍋の沸騰したお湯に油と塩を少々入れ、

噂の「チンゲンなばな」をさっとゆで上げます。お湯を捨てたら、

同じ中華鍋に油を熱し、戻した干し蝦とネギのみじん切りを投入、

香りが立ったら無添加の鶏ガラスープをじゃー~っと加え、

お醤油、お酒、塩、胡椒で味が決まったら、いったん超とろ火でキープ。

あとは大小二つの鍋で海老雲吞と全蛋麺を同時にゆで上げます。

海老雲吞は浮いてきたら、全蛋麺も1~2分でOKですから、

ここはまさに秒単位の時間勝負、

海老雲吞と全蛋麺がほぼ同時に茹で上がったら、

中華鍋を強火にして残りのネギと香りづけの胡麻油を加えて火を止め、

器に熱々のスープを注ぎ、全蛋麺を入れ、

海老雲吞とチンゲン菜花を載せたら、

「野宮的おうちで香港海老雲吞麺」の出来上がり♪

おおお~、我が家に香港の春が来た?

桜色の海老雲吞と芽吹きの緑が美しいチンゲンなばな、

そして黄金色にスープに極細全蛋麺が春の雲のごとく横たわる。

熱々をさっそく、いっただっきまぁ~す!

うっひゃ~~~!!!超々好吃~~~!!!

毎度の自画自賛、本当に恐縮ですが、マジに美味い~~~!

桜色の海老雲吞はぷりっぷり、

極細の本場全蛋麺はコシがあって、独特の歯応えがまんま香港。

簡単レシピで作ったスープも干し蝦がいい仕事をしてくれていて、

淡麗ながら滋味深いコクもある。アタシ天才?(笑)。

そして、キミだよ、キミ、「チンゲンなばな」。

これまで商品にならなかったのが、ホント不思議。

アブラナ科独特のクセもなく、

チンゲンサイの風味とアブラナの歯応えのいいとこどり。

人間も、青菜も、薹(とう)が立ってからこその味わいがあるんだ。

どうだ、わかったか(笑)と、誰に向かって吠えているんだかわからないが、

つまり、何だか、勇気が出るんだよ、

キミの活躍は、「チンゲンなばな」よ。

我が家に春が来た。

桜と菜花が競演する

野宮的おうちで香港雲吞麺。

次回は新竹米粉で台湾編。ね。

お料理で世界旅行。

(写真は)

大成功しました♪

野宮的おうちで香港雲吞麺。

全蛋麺ならではのコシ。

やっぱ、美味いぜ。