フラノとジミー

う~ん・・・

間違っちゃいないけど、

なんだか、

ちょっと違うような・・・?

フラノとジミー。

春の新番組も出揃ってきましたが、

出だしから快調なスタートをきったのが、

NHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」。

北海道十勝を舞台に戦災孤児なつが明るく生き抜く成長物語、

主人公の子供時代を演じる「こなつ」の演技が話題をさらっていますが、

北海道人的には登場人物のビミョーな北海道弁も気になる(笑)。

道民ネイティブな音尾琢真さんのナチュラルな北海道弁に比べると

そのほかの俳優さんたちが話す北海道弁は

努力のほどはよくわかるのですが、やっぱり、どこか違う。

アクセント、微妙な音の高低、強弱、言い回し、ちょっとずつ違う。

何というか、痒い背中がヒートテック一枚で掻けない、みたいな、

いや、手は届くんだけれど、掻いてもすっきりしないみたいなムズムズ感。

関西人の気持ちが、ちょっと理解できた(笑)。

中途半端に真似た関西弁にイラっとする心理。

「なつぞら」の北海道弁はイラッとまではしませんが、

やっぱり、いちいち、耳が反応しちゃう、なんか違うってね。

全国放送の番組でも時々、というか、いちいち気になる単語があります。

たとえば「富良野」。アクセントはどこに置きますか?

「フ」を高く発音する頭高の「フラノ」か、

どこも音が上らない平板の「フラノ」か。

「フラノ」の発音ひとつで、道内出身者か否かがわかります。

北海道人はほぼ100%頭高の「フラノ」。

平板の「フラノ」と発音するのはほ道外出身者、とみてよろしい。

平板のフラノには、なんというか東京っぽいというか、

転校生っぽいというか、観光客っぽいというか、そんな音感がある。

道産子なら、あるあるの感覚だと思います。

間違ってはいないけど地元とはビミョーに違う発音。

しかし、他県からすれば、私も同じことやらかしていた。

沖縄県民ソウルスイーツ「Jimmy’s」のアップルパイ、

ついつい「ジミーズのアップルパイ」と言ってしまうのですが、

ご当地の人はこの美味しいお菓子のことを決してそう呼ばない。

あれはあくまでも「ジミーのアップルパイ」なのだ。

英語の綴りは「Jimmy’s」でも発音は「ジミー」。

これがウチナンチューの正しい呼び名。

先日、たまたまお土産に頂いたのですが、やっぱり、

「うわぁ、嬉しい、ジミーズのアップルパイ!」と叫んでいた(笑)。

沖縄大好きなのに、まだまだ、だな、

すんなりジミーって叫ぶにはまだまだ修行が足りない。

もっともっとジミーのお菓子食べなくちゃ、ね。

今は県外でも通販で買えるらしいしね。

久しぶりの「ジミーのアップルパイ」。

パイというよりはタルトのような厚めのザクザク生地に

とろりと素朴な甘みのりんごがぎゅっと詰まっている。

いつものようにレンジで20秒ほどほんおり温めてからパクリ。

懐かしい・・・沖縄生まれでもないのに、

やっぱり泣きたくなるほど懐かしい味がする。

昔のアメリカっぽくて、

でもアメリカそのものではないジミーのアップルパイ。

1956年、アメリカの豊かな食文化を沖縄の食卓に届けようと

宜野湾市大山にジミー1号店がオープンしたのがその始まり。

初代の社長が基地の中のベーカリーで覚えたパンやケーキの味を、

基地の外に持ち出して普及させた沖縄ならではアップルパイは、

あくまで「ジミー」であって「ジミーズ」ではないのだ。

フラノとジミー。

みんなが愛する地元の宝。

令和の時代も栄あれ。

ん?「れいわ」のアクセント問題は

その後、いかに?(笑)

(写真は)

久しぶりに再会。

「Jimmy’s」のアップルパイ。

一口食べると青い空と太陽が蘇る。

まーさんやー♪