風の贈り物
台北から
特急列車で1時間。
強い風が吹く街は
あの食材の名産地。
風の美味しい贈り物。
あれれ・・・冬へ逆戻り。
例年より早い「積雪なし」記録に喜んでいたのに、
昨日からぐんと冷え込み、未明からは本気で雪が降ってきた。
窓の外は、それは見事な(笑)雪景色。
暑さ寒さも彼岸まで・・・じゃなかったっけ。
まあ北海道的三寒四温、いつものことかと受け入れましょう。
必ず、春は、やってくる。
年末年始野宮的美味台湾旅のフィナーレ編、の前に、
我が家の「おうちで台湾」ごはんの続報をひとつ。
どうしてもお伝えしたい魅惑の食材を
ご近所の輸入食品専門店をジュピターで発見。
台湾グルメの代表「新竹米粉」であります。
屋台でも食堂でもレストランでも
台北の街のどこで食べても絶品だったのが米粉料理。
炒米粉も汁米粉も味つけはもちろんですが、
米粉そのものがダントツに旨いのです。
つるつるとしなやかで、コシがあって、歯応えが心地よくて、
日本でたまに出会う、ぼろぼろとちぎれたり、
ふにゃふにゃ頼りないそれとは全く違った。
台湾米粉は、米粉が違う。
その名こそ「新竹米粉(シンツービーフン」。
台北から特急列車で1時間のところにある新竹の名産です。
現在の新竹はIT関連工場や企業が集中し、
「台湾のシリコンバレー」として知られていますが、
昔から新竹と言えば米粉、米粉と言えば新竹として有名。
新竹は「風の町」と言われるほど強い風が吹くため、
米粉をしっかり乾燥させるのに最適な環境なのでした。
旅行で感激した本場の台湾米粉を家でも是非再現したい!
と思っていたところ、ジュピターの中華食材コーナーに
台湾直輸入の「新竹米粉」を発見したのです。
もう、これな作るっきゃない。
ということで、先週末の息子の帰省に合わせた
「おうちで台湾」パーティーで初挑戦したところ、
またまた自画自賛で恐縮ですが(笑)大成功。
夫から「台湾、超えた!」の最大級賛辞を再びゲット。
その新竹米粉が袋にまだ半量残っていたので、
昨日の金曜に「おうちで台湾」第2弾として作ってみました♪
2回目となると、手慣れたもの。
あらかじめ干し蝦と干し椎茸ときくらげを戻しておいて、
キャベツ、ニラ、人参、長ネギなどの野菜を切り、
干し蝦と椎茸の戻し汁と鶏ガラスープに醤油、オイスターソース、
塩、ほんの少々の砂糖、胡椒を合わせら、中華鍋の出番。
まずは沸騰したお湯に油を大匙2杯ほど入れて
乾燥した米粉をさっと2分ほど茹でたら、
ざるにとって蓋をかぶせて蒸らしておきます。
その中華鍋で油を熱し、干し蝦を香りが出るように炒め、
ねぎ、干し椎茸、野菜、きくらげなどの具材を投入、ざっと炒めたら、
調味料を入れたスープを入れて、さっと煮立たせたところに
蒸らしておいた米粉を加え、スープを吸わせるように炒め合わせ、
汁気がなくなってきたら、香り付けの胡麻油を回しかけたら完成。
これがですね・・・悶絶級に旨い。
この世の麺類で米粉が一番好きだ~と叫びたくなるくらい。
強い風に吹かれた新竹米粉の腰の強さといったら。
つるつる、しこしこ、つるつる、しこしこ。
しなやかで、細身なのに、軸がしっかりとぶれない・・・、
そう、「体感」をよく鍛えた美しいアスリートのような麺だ。
新竹米粉、多分トリプルアクセルも、飛べる(笑)。
炒め米粉と言えば
豚肉とかイカとか海老とか入れたくなるでしょうが、
新竹米粉を使うなら、あえてシンプルな具材がいいかもね。
干し蝦とか干し椎茸とか旨みを引き出す脇役は忘れずに、
あとは季節の野菜で米粉そのものの旨さを味わうのがおすすめ。
新竹の風の贈り物。
「体幹」のしっかりした
しなやかなアスリート系米粉。
次は台湾屋台風の
肉そぼろヴァージョンも試してみよう。
新竹米粉の夢は広がる。
(写真は)
野宮的炒新竹米粉。
具がいっぱい過ぎて
主役の米粉が見えない(笑)
つるつる、しこしこつるつる、しこしこ
お箸がとまらないよ。

