功御靜器

美しく

優雅で

使いやすくて

お料理したくなる

「功御靜器」。

年末年始野宮的美味台湾旅リポート。

旅の4日目 1月2日は龍山寺から行天宮へと初詣のはしご。

行天宮の地下道にある名物「占い横丁」をのぞいた後は

地元ベーカリーやスーパーで竜眼ケーキや台湾缶詰などをゲット、

超ローカル&ディープな松江市場で豊かな食の現場を体感、

グルメタウン永康街エリアの麗水街「老張牛肉麺店」で

台北最終ランチを堪能しました。

明日朝には帰りの飛行機に乗らなければなりませんから、

この午後の時間帯が最後のショッピングタイム。

器好きは何はなくとも台湾やちむんを探さねば。

台湾最大の陶芸の街「鴬歌(インゴー)」にある名店、

「安達窯」の台北店へ向かいました。

永康公園の裏側にある瀟洒な雰囲気の金華街に

シックで洗練された雰囲気の器ギャラリーがあります。

ここが「安達窯」の台北1号店となる永康店。

台鉄に30分乗って鴬歌まで行かずとも

台湾マダム御用達のお洒落な器たちに会えるのです。

「安達窯」の創業は1976年。

当初は海外輸出向けの器を作っていましたが、

創業者の孫中傑氏が生活に使いやすいデザインを研究を続け、

台湾のみならず世界中の器好きを魅了する

人気ブランドへと育て上げたのです。

さあ、早速店内へ。

うわぁ・・・シックで洗練された器たちが

それは美しくディスプレーされています。

特に目を引くのは砥ぎすまれた淡いブルー。

安達窯を代表する「青磁」シリーズです。

ブランドの顔といえるのが青磁の蓋つきマグカップ。

古くから中国の工芸品に用いられてきた青磁は

安定した色合いを出すのが困難でしたが、

生活で使える青磁を作りたいと孫氏が10年の歳月をかけて研究開発、

初めて商品化に成功した第一号の作品で、

ザ・リージェンド台北など最高級ホテルでも採用されているとか。

床の間に飾って眺める青磁ではなく、

現代の暮らしで使って楽しめる青磁。

研ぎ澄まされた淡いブルーはどこか温かく優しい。

台湾伝統の茶器から平皿、オーバル皿、カップやレンゲなどなど

美しくディスプレーされた青磁シリーズにうっとり・・・。

あ・・・!これ・・・!ハートわしづかみ♪

一目で恋に落ちたのが青磁の菊花鉢。

李朝白磁や中国青磁などでおなじみの古典的なフォルムですが、

その美しい色、形を眺めていると料理心が刺激されてくるのです。

青菜の煮浸しとかお野菜の炊き合わせとかキンピラもいいよねぇ。

普段のおかずを気兼ねなく盛り付けたくなる。

洗練されているけど気取らない青磁。

まさにこれこそが安達窯の理念。

「功御靜器」。

功=細部まで巧みなデザイン 御=現代的な御用物

靜=落ち着いた静謐な質感  器=広い心に広い器

シンプルでモダンでちょっとキュート。

現代の暮らしに寄り添うを作ろう。

鴬歌の安達窯の窯元では現在、この「功御靜器」の理念のもと、

15人の作家さんたちが個性豊かな作品シリーズを生みだしています。

一番人気の「青磁」をほか、故宮博物院にも所蔵されている「汝窯」や

同じく宋代の五大名窯の一つ「定窯」を再現したシリーズや

美しい乳白色に手描き模様を施した「台湾の美」などなど。

まずい・・・全部セット買いしたくなる。

が、今回は、一目惚れの青磁菊花中鉢をお買い上げ。

明日、日本まで飛行機で持ち帰る旨を伝えると

お店のスタッフが丁寧に梱包している間に

青磁の茶器で極上台湾茶を淹れてくれて

美しい作品たちを眺めながらひととき茶藝館気分を楽しみました。

次の機会には

台鉄に乗って「鴬歌」へ行こうっと。

台湾やちむんに心を奪われた午後。

旅に出たら、器を探すべし。

(写真は)

「安達窯」

美しい青磁シリーズ。

シックでモダン。

なんと電子レンジもオーブンも

食器洗い機もOK!

新しい青磁、なのだ。