天まで昇れ
真っ赤な提灯は
幸せの使者。
新しい年に
願いを込めて
天まで昇れ。
年末年始野宮的美味台湾旅リポート。
旅の3日目、2019年元日も冬の台北街歩きを楽しんでいます。
朝一番に龍山寺で初詣、小雨に濡れる壮麗な「総統府」を見学後、
古くから貿易の拠点として栄えたかつての「大稲埕」現在の「迪化街」を散策。
創業124年の百年老店「李亭香餅店」で台湾伝統菓子を大人買い、
元々は農具店だった「永康農具工廠」でお洒落なキッチン道具を、
「腰果」や「蔓越苺」などのドライフルーツやナッツもゲット。
さすがお買い物天国、両手は戦利品でふさがってきました(笑)。
清代末から栄えた生きた「老街(ラオジェ)」。
新旧の魅力がミックスされたレトロタウンの街並みは
近年のリノベーションブームの発信地とされるだけあって、
のんびり歩いているだけで素敵な風景が目に飛び込んできます。
日本統治時代に流行したバロック建築の瀟洒な飾り窓や
西洋と中華のデザインが融合した中洋折衷様式の建物などなど
通りの両側にインスタ物件が並んでいます。
リノベされたセンスの良いカフェやギャラリーはもちろん、
消防署までが超レトロモダンなお洒落仕様なのには驚きました。
アール上の曲線美が美しい赤煉瓦建築の建物の前に、
ベンツマークの真っ赤な消防車とポンプ車が静かに待機。
「台北市政府消防局 延平一分隊」、
消防車がなければリノベカフェに間違えちゃいそう。
赤つながりで、これまたインスタ映えするのが
歴史ある街並みに良く似合う老舗提灯店
「老棉成燈篭(ラオミエンチョンドンロン)」。
お店の前も中も真っ赤な伝統的提灯が所狭しとぶら下がり、
レトロな街並みに一際華やかさを添えています。
「老棉成燈篭」は1915年創業の百年老店。
お寺や廟で使われる宮廟提灯や祭礼用の提灯など
色とりどりの温かみのある提灯は台湾の暮らしに欠かせない存在。
旧正月春節の15日後の「元宵節」には台湾各地で
ランタンフェスティバルが行われますが、
その主役になるのも天灯と呼ばれる伝統的な提灯。
今年2019年の「元宵節」は2月16日。
ということは今頃、迪化街の老棉成燈篭は大忙しでしょうねぇ。
私が訪れたのは元日でしたが、旧正月で祝うため、平常営業(笑)。
店内をちょっと覗いてみると、伝統的な提灯だけじゃなく、
可愛い台湾花布を使ったクッションカバーや団扇などもあり、
お土産ショッピングにもおすすめの百年老店。
買った提灯はご主人にお願いすると
ささっと3分くらいでおめでたい文字を書いてくれるらしい。
2019年元日だしねぇ~、新年好でも書いてもらいたいところですが、
札幌のマンションのどこに飾るんだ?と我に帰り(笑)。
真っ赤な提灯軍団に別れを告げ、迪化街散策を続行。
遠ざかる百年提灯。
美しい眺めにうっとり。
天まで昇れ。
願いを込めて。
(写真は)
迪化街の「老棉成燈篭」。
インスタ映え間違いなし。
台湾らしい景色よね。

