百年甘味

門前町で

百年愛される。

昔ながらの

優しい甘味。

あんこ名古屋の実力よ。

名古屋ビジネス旅最終日、帰りに飛行機までの半日街歩きも最終盤。

朝の「コンパル大須本店」のエビフライサンドからスタート、

天下の名古屋城を駆け足で見学後は念願の徳川美術館&徳川園へ。

近世武家文化を粋を極める名品コレクションを鑑賞し、

一旦ホテルに戻って瀕死のスマホを緊急充電。

再び大須商店街で老舗「たから」で味噌にこみうどんで遅いランチを。

三連休初日の賑やかな大須の街を前のめりで前進(笑)。

伝説の志ん朝独演会が行われたことで有名な大須演芸場も見られたし、

大須のシンボル「大須観音」でお参り、からくり人形「宗春爛漫」も鑑賞。

地元の人おすすめの「大須ういろ」、大正10年創業「朝日軒」で

善男善女に愛されてきた大須のお菓子もゲットできました。

半日という限られた時間でしたが、やればできる(笑)。

さあ、そろそろ名古屋プチ街歩きもタイムリミットが迫ってきました。

4時までには荷物を預けているホテルに戻って空港へ向かわねば。

のんびり食べ歩き、そぞろ歩きを楽しむ人の波を

サーフィンのようにひょいひょい潜り抜け、先へ急ぎます。

昔ながらのお煎餅屋さんや純喫茶や射撃場が並ぶ仁王門通を過ぎ、

東仁王門通に入ると一気に国際色が濃くなってきました。

ここはどこ?

べトナム、トルコ、インド、ネパール、ブラジル、

イタリア、スペイン、メキシコ、台湾、韓国などなど、

世界各国のお料理を提供するお店が軒を連ねているのです。

このワールドワイドな食べ歩きが楽しめるのが大須人気の秘密。

これほど多国籍なお料理が林立する商店街ははじめてかも。

あちらこちらからエスニックな魅惑的な匂いが漂ってきて食欲を刺激します。

う~、悔しい、時間があれば、各国食べ歩きするのにな~、

仕方がないので目と鼻だけで世界を感じて東仁王門通を通り過ぎる。

おっと、これが待ち合わせスポットね。

新天地通りとぶつかったところに巨大な招き猫が鎮座。

屋根を支える金銀の5本の柱に触るといいことがあるかもにゃ~。

とかいうねこパワー都市伝説(笑)もあるらしい。

週末には大道芸やアイドルの路上ライブも行われるそうで、

確かに待ち合わせには最高の場所ですね。

見上げるほどの巨大招き猫に別れを告げて、

新天地通りをそそくさと進み、再び万松寺通りへ戻ります。

あの「大須」の巨大看板がある入口近くに気になるお店があったのよ。

長く地元に愛されてきたここがにじみ出る和菓子屋さん。

風情ある店構えに歴史を感じさせる紋入りの看板が掲げられています。

こういう佇まいの和菓子屋さんは絶対に間違いない。

絶対に美味しい。あんこ好きのアンテナがぴくぴく反応する。

明治33年(1900年)創業の「山中羊羹舗」。

百年余に渡り、大須の地で甘味を作り続けてきた、まさに大須の老舗。

正面の家紋に「伝統の味 手作り」の文字がそっと添えられています。

このお店が1世紀以上大切に守り続けてきたモットーなのですね。

ガイドブックに載っている有名店のお菓子もよいけれど、

街歩きで偶然出会った地元に愛される老舗のあんこもの、

いくら時間が迫っていても買わずに帰れません。

看板商品の羊羹、ういろう、焼き菓子も惹かれますが、

せっかくですから、この日作ったばかりの「朝生」をチョイス。

この時季ならではの「栗きんとん」「栗大福」「大島饅頭」を

ささっと箱詰めにしてもらいました。

大須のお散歩帰りにさくっとお土産、そんな感じが嬉しいのよ。

百年愛されてきた大須の甘いもん。

うふふ、札幌に帰ってお茶するのが楽しみ楽しみ。

まるでお祭りの縁日のように賑わう大須を後に

さあ、残りはあと一軒。

名古屋名物のアレをお土産に買って空港へ。

アレのお話は明日へと続く♪

(写真は)

明治33年(1900)創業の

大須「山中羊羹舗」。

奥の甘味喫茶も寄りたかったぁ。

あんみつやかき氷が絶品、らしい。

ああ、百年甘味。