ベリー・クリスマス
2018のイブは
ベリー・クリスマス♪
甘酸っぱくて
ゴージャスな
聖夜のごちそう。
クリスマス連休最後の昨日のイブ。
我が家も午後のちょっと遅い時間にクリスマスパーティー開催。
今年のメインはちょっと本格フレンチに挑戦してみました。
「うわっ、めっちゃ、美味しそう!」
三國清三シェフが新聞コラムで紹介していたレシピに釘付け、
鴨肉を使っていましたが、諸般の事情から(笑)、
身近な鶏もも肉で作ってみましたよ。
野宮流「鶏肉のロティ ベリーソース」。
まずは大きめの鶏もも肉を冷蔵庫から出して室温にし、
皮に格子状に包丁で切り目を入れ、塩胡椒をしておきます。
フライパンにオリーブオイルを入れて、皮目から中火で焼き、
こんがり焼き色はついたらひっくり返し、弱火にして
スプーンで脂をかけながら火を通していきます。
むふふ、これが「ロティ」なのさ♪
ロティとはフランス料理のひとつで、
焼くことや焼いたものという意味がありローストとも呼ばれます。
オーブンや暖炉などを使用して大きな肉の塊を焼くのもロティ。
その調理の過程で落ちた脂や肉汁を肉にかける技法が「アロゼ」。
肉の乾燥を防ぎジューシーに仕上げるためのもので、
フランス料理において大切なテクニックのひとつであります。
フライパンをちょっと傾けて
ジュウジュウと香ばしい焼き色の鶏もも肉の表面に
肉汁や脂をスプーンですくってかけていると、
むふふ、世界のミクニやジョエル・ロブションか、
超プロフェッショナルな気分になってくる(笑)。
これもクリスマスの魔法だろうか。
お肉が焼けたらアルミホイルに包んで休ませます。
フライパンの余分な脂を捨て、そこにバターと三温糖を加えて混ぜ、
きつね色の焦げ色がついてきたら赤ワインをたっぷり注ぎ、
3分の1の量になるまで煮詰めていきます。
そこに冷凍のミックスベリーをこれまたたっぷり加え、
いい感じにソースにとろみがついたらレモン汁少々、
仕上げ用のバターを加えて混ぜたらベリーソースの完成。
一方でバターを溶かしたフライパンで
にんにくを刺したフォークでほうれん草に香りをつけてソテー、
軽く塩胡椒で味を調え、ビレロイボッホにオーバル皿に敷きます。
ロティした鶏肉を厚めのそぎ切りにしてほうれん草の上に盛り付け、
色鮮やかなベリーソースをかけたら、
お家でフレンチ♪「野宮流 鶏肉のロティ ベリーソース」の完成。
さあ、ハッピー・ベリー・クリスマス!
ブラックベリー、ブルーベリー、ストロベリーにラズベリー。
聖夜のご馳走、鶏肉のロティを宝石なようなベリーソースが彩り、
ヒイラギのようの緑のほうれん草が彩りを添えてくれます。
銘々のお皿に盛り付けると赤と緑が実に美しい。
で、そのお味は・・・torebiann!トレビアン!
めっちゃ、美味しい~~~!!!
皮は香ばしく、中はしっとりジューシーなお肉に
甘酸っぱくて、濃厚だけど爽やかで軽やかなベリーソースが絡み、
パリの評判レストランでイブを過ごしているような錯覚に(笑)。
豊かな森の恵みがお皿の上で競演している。
で、お家で本格フレンチに挑戦してみて、
フランス料理のお値段がそれなりの理由がよ~くわかりました。
だってお肉を「アロゼ」しながら「ロティ」している間、
バターや赤ワインやベリーでソースを煮詰めている間、
いっさい気が抜けない、火のそばから離れられない、
刻一刻と状態が変わる調理過程、目を離すヒマなんてない。
時短だの、人員削減など、ありえない。
イブのキッチンで
プロフェッショナルの凄みを知る。
素晴らしいレシピに出会えたことに感謝しながら、
2018年、ハッピー・ベリー・クリスマス!
皆様も素敵なクリスマスを。
(写真は)
とびきりお家フレンチ。
「野宮流 鶏肉のロティ ベリーソース」。
美しいソースは、美味い!



