あんぷさんきら
あんぷさんきら。
あぶらかたぶら?じゃないよ、
あんぷさんきら。
魔法の呪文みたいな
天下の尾張銘菓。
先月末の名古屋ビジネス旅最終日の半日街歩きリポート。
朝から夕方の飛行機までの6時間余り、
天下の名古屋城から念願の徳川美術館&徳川園を見学、
食べ歩き天国大須商店街もぐるり散歩、
大須演芸場や大須観音、からくり人形「宗春爛漫」も鑑賞、
エビフライサンドに味噌煮込みうどんもしっかり味わい、
限られた時間で名古屋の魅力を楽しみました。
むふふ、やればできる(笑)。
今日からは短期集中でゲットした名古屋土産をぽちぽちご紹介。
まずはレア度ナンバーワンの尾張銘菓、
「餡麩三喜羅(あんぷさんきら」であります。
あんぷさんきら。あぶらかたぶら、でははありません、
まるで魔法の呪文みたいなお菓子に出会えたのは
本当の全くの偶然、幸運なのでした。
あんこ好きとしては名古屋まで来て手ぶらで帰れない(笑)。
「おすすめの名古屋のお菓子は何ですか?」と
お仕事先の地元名古屋の方に伺ったところ、
「絶対美味しい麩饅頭があるんですけど、あちこちで売ってなくて、
栄の三越で買えるかも・・・」との情報。
どうやら名古屋市外にある老舗のレア物らしい。
う~む、気になる。
お菓子の名前も店名もわかりませんが、とにかく絶品らしい。
しかし、時間的に栄の三越まで足を伸ばす余裕がないなぁ。
まぁ、ご縁がなかったということで・・・と半ばあきらめ、
徳川美術館で近世武家文化の粋を極めた名品コレクションを鑑賞、
初冬の桜が咲いていた美しい日本庭園、徳川園をお散歩し、
併設の徳川園ショップ「葵」(さすが徳川!)に立ち寄った時のこと。
尾張名古屋の伝統工芸品や武家文化アイテムが並ぶ中、
冷蔵ケースに由緒ありげなお菓子の箱が恭しく鎮座していました。
この渋い包装紙、流れるような筆文字が書かれた菓子箱に
なにやら「御触書」(笑)のようなポップが添えられています。
「大口屋の餡麩三喜羅 日曜・祝日のみ入荷」
何と読むのかわからないけど、「麩」の文字に激しく反応。
これだ、きっと、多分、いや、絶対、これだ!
地元の人が太鼓判押していたレア物銘菓。
まだお昼過ぎだというのに、冷蔵ケースにあるのは残り二箱。
迷う間もなく、希少な一箱をさっと手に取り、レジへ直進。
「あの、これ有名な麩饅頭。ですよね?」
「はい、大口屋さんの『あんぷさんきら』です。
日曜、祝日限定で入荷するんですけど、すぐ売り切れちゃうんです」と
レジのお姉さんが微笑みながら、貴重な箱を紙袋に入れてくれた。
あんぷさんきら!
そうか流れる行書体は「餡麩三喜羅」って書いてあるのね。
で、「あんぷさんきら」って読むのね。
たしかにちょいと覚えにくい、
地元の人も「あの麩饅頭」とざっくり言うはずだ(笑)。
あんぷさんきら、あんぷさんきら。
あんこ天国尾張の甘い魔法の呪文。
「デリケートなお菓子なので、横のままお持ちくださいね」。
お姉さんがそ~っと手提げの紙袋を手渡してくれる。
う~む、レア物ゲットしたのは良いけれど、
このままでは後半の街歩きに支障をきたすなぁ。
ええ~い、スマホもバッテリーも瀕死寸前なことだし、
時間は惜しいが、一旦ホテルへ戻ってお菓子を預け、
ついでに緊急充電するしかありませんな。
あんこの神様からの計らいとしか思えない
レア物尾張銘菓との幸運過ぎる遭遇。
文政元年(1818年)創業の愛知県江南市の老舗「大口屋」謹製
「餡麩三喜羅(あんぷさんきら」。
その悶絶級のお味についてはまた明日。
まじ、絶品。
(写真は)
タダモノではない佇まい。
流れる行書体で書かれた
「濃尾平野銘菓 餡麩三喜羅」。
日曜・祝日のみ、
徳川園ショップ葵に入荷。
売り切れ必至、お早めに。



