はやきたソフト
ふわり・・・
身体の中を
牧場の風が吹き抜けた。
国産チーズ誕生の地の
はやきたソフト。
先週末の早来食べて応援プチ旅の続きです。
お昼は安平町(旧早来町)の人気店「レストランみやもと」でランチ。
昭和8年に国産チーズが生まれた町で、
一旦途絶えたチーズ造りの灯を再びと夢見る民が集まった、
チーズ工房「夢民舎」直営のレストランは
震災後の9月15日から限定メニューで営業再開、
訪れた先週土曜日も満員御礼の盛況ぶりでありました。
旧早来町は実家の母の故郷で
私にとっても小さな頃は毎年遊びに来ていた懐かしい場所。
夫の運転で88歳の母を連れて本当に何十年ぶりの訪問です。
「そこを左に曲がって、まっすぐ行って右側よ」
早来の街の中に入ればもっぱら母がナビゲーション。
レストランみやもとにも迷わずたどり着きました。
実家もお墓もお引越ししてしまった今でも
故郷の記憶は鮮明なのですね。さすが。
今では国内でも有数のチーズ工房ですが、
「もともとは宮本菓子店、洋菓子の美味しいお菓子屋さんだったのよ」。
母の証言を裏付けるようにレストラン入口の工房売店には
色々なチーズと共にパウンドケーキやプリン、焼き菓子も並んでいます。
順番待ちをしている間に「お仏壇にね」なんて言いながら
さっそくフィナンシェや焼ドーナツをご購入。
亡き父も懐かしい早来のお菓子、さぞ喜ぶでしょう。
チーズ造りの副産物であるホエー(乳清)で育てられた、
絶品豚「夢民豚」と自社チーズを使ったハンバーグランチに舌鼓、
甘みと旨みがはんぱない豚肉と風味豊かなチーズの相性は抜群、
夫と母と3人全員、元気にぺろりと完食であります。
お腹パンパンなのに、お肉いっぱい食べたのに、ぜんぜんもたれない。
のびのび育った豚さんの健やかさを実感します。
で、食後に、最高のお楽しみが待っていました。
夫が選んだ「カチョカバロと野菜のハンバーグ」セットにも
母と私の「カマンベールコロッケとハンバーグ」セットにも
もれなく、工房特製のソフトクリームがついていて
しかも「ミルク」と「カマンベール」から選べるのです。
夫は「ミルク」女子(笑)二人は「カマンベール」をチョイス。
「お待たせしました~」
地元の高校生バイトらしき愛らしい女子スタッフが
お楽しみのソフトクリームを三つ運んできてくれました。
むむむ、見た目は真っ白で全く見分けがつきませんが、
「こちらがミルク、こちらがカマンベールです♪」と
迷うことなく、それぞれの目の前に置いてくれました。
いざ、実食!
ヴィジュアルは真っ白なバニラソフト・・ですが、
スプーンですくって、そっと口へ運ぶ。
・・・冷たくて・・・甘くて・・・牧場の風が吹き抜けた~!
ザ・カマンベール!まごうかたなきカマンベール!
クリーミーでまろやかで程よく熟成したカマンベールチーズの、
あの白カビに覆われた皮に近い部分を
まんま、直球で、まっすぐソフトクリームにした感じ。
チーズ風味のアイスやソフトは数あれど、
濃厚でいながら爽やかな味わい、鼻腔に広がる心地よい熟成風味。
冷たくて甘くてミルキーで熟成していて・・・最後の最後に
緑の牧草のような清涼なラストノートが余韻を奏でる。
これぞ正真正銘、真のカマンベールソフト、
チーズ好きも唸る味わいです。
このカマンベールソフトを食べるためだけでも
早来までドライブする価値がある。
もちろん、夢民豚の絶品ハンバーグも、
宮本菓子店の歴史を偲ばせる洋菓子も待っています。
おいしい早来。おいしいはやきたソフト。
超おすすめです♪
(写真は)
はやきた「夢民舎」直営
レストランみやもとの「カマンベールソフト」。
本場フランスのカマンベール村も認めた、
数々の受賞歴に輝くカマンベールチーズを
惜しげなく使った、ここでしか出会えない味。
はやきたソフト、美味しいよ。



