シマロン接近
象にイソギンチャク、
天秤、雁に孫悟空。
台風の名前にも
それぞれのお国柄が。
只今シマロン接近中。
まるで日本列島を狙いうち.。
ダブル台風が各地に大きな被害をもたらしています。
台風19号をインコースで追い越すかのように
昨夜台風20号が西日本を直撃、徳島県南部に上陸後、
兵庫県姫路市付近に再上陸、現在は日本海を北上中で
今夜には温帯低気圧に変わり北海道に接近する予想となっています。
温帯低気圧に変わっても風が弱まるだけで
台風並みの大雨をもたらしますから油断禁物。
札幌も今はどんより曇り空ですが、午後からは大雨の予想。
この土日は北海道マラソンにGRAYの野外ライブなど
北海道は大きなイベントが予定されていますから
なんとかそれて欲しいものですが・・・。
と、思いながら台風情報をスマホでチェックしていると、
「台風20号(シマロン)は・・・」との表記を発見。
ほぉ、そうですか、台風20号の名前は「シマロン」なのか。
あれ?でも、台風の名前って、カトリーナとかジェーンとか、
アメリカ女性の名前がつけられていたような記憶が。
いやいや、それは、ちょっと前までの話。
台風の名前は2000年まではアメリカが英語名(人名)をつけていましたが、
2000年以降は北西太平洋や南シナ海で発生する台風の名前は
日本を含む14か国が加盟する「台風委員会」によって
名付けられるようになったのでしたね。
そうだ、そうだ、そんなニュースを聞いた記憶がうっすらある(笑)。
うっすらなので、ちょっと調べてみました。
「台風委員会」は北西太平洋または南シナ海で発生する
台風防災に関する政府間組織。この領域で発生する台風に対して
加盟国がそれぞれ提案した固有の名前を140個集めてリスト化、
発生順にあらかじめ用意された名前をつけていき、
最後まで行ったらまた最初の名前に戻ることになったそうです。
台風の名前リストのトップが
カンボジアが命名した「ダムレイ」意味は「象」。
2000年の台風1号はこの「ダムレイ」、
2号は中国命名の「ハイタイ(イソギンチャク)」というように
リストの順番通りに命名され、この年は台風23号まで発生したので、
翌2001年の台風1号は24番目「シマロン」から名付けられました。
ん?「シマロン」?
毎年平均25.6個の台風が発生するので名前リストは大体5年間で一巡、
現在はリストの4巡目になり、今回の台風20号は
2001年の台風1号と同じ名前「シマロン」、となったというわけです。
「シマロン」の命名国はフィリピンで意味は「野生の牛」。
ちなみに先の台風19号の名前は「ソーリック」。
ミクロネシアの伝統的な部族長の称号、だとか。
この台風の名前リストを見ると
それぞれのお国柄が出ているようでなかなか興味深い。
中国、韓国、北朝鮮、タイ、カンボジアなどは
象とかイソギンチャクとか雁とかハイビスカスとか桔梗とか
お国の自然環境を表す動植物の名前などが多いのですが、
日本は天秤、やぎ、くじらなどすべて星座からとられた名前。
個性的な各国に比べるとやや無難な感じかな(笑)。
なかでも個性が際立つのがフィリピン。
「マリクシ(速い)」「ハギビス(素早い)」
「ハグピート(むち打つこと)」「ルピート(冷酷な)」
「マラカス(強い)」「タリム(鋭い刃先)」などなど、
毎年大きな被害をもたらす台風への脅威や畏れの気持ちが
その名前にストレートに表れています。
フィリピン近海は台風銀座、ですものねぇ。
で、今回の台風20号の名前は
そのフィリピン命名の「シマロン」=野生の牛。
どうやら牧場でのんびり草を食んでいる牛とはちょっと違うよう。
筋肉が盛り上がり、鼻息も荒い野生の牛のような暴風雨が
まだまだ続く予想になっております。
シマロン接近、雨風に要警戒、です。
(写真は)
我が家特製なんちゃって桃パフェ。
頂き物の桃と冷凍庫のバニラアイスと
ちょっと残っていた生クリームに
ココアをたっぷりトッピング。
そうそう台風の名前、マンゴスチンなんて
美味しそうな名前もありました。

