青い鶴の恩返し

戦いすんで

日が暮れて。

青い鶴が恩返し。

ぴかぴかに

スパシーバ。

なんて素敵なんだ。

サムライジャパン、青い戦士たちよ。

ベスト8目前で劇的に散った日本代表チームに

世界からの賞賛の嵐がやみません。

120%の勇気ある試合だけじゃないかった。

戦いすんだ後の超ファインプレー。

「あらゆる手本のようだ!」

W杯決勝トーナメント1回戦でベルギーの敗れた日本代表、

その試合後のロッカールームを見たFIFAのスタッフは

あまりの美しさに感動、コメントと画像をツイート。

敗戦後の更衣室はキレイに掃除されていてゴミ一つ落ちていない。

さらにロシア語で「スパシーバ(ありがとう)」と書かれたメモ書きに

小さな青い折鶴がちょこんと添えられているではありませんか。

なんて素敵なんだ、青い戦士たちよ。

「94分に涙をのんだ彼らは、スタジアムのファンに感謝の挨拶をして

メディア対応をして、すべてを綺麗にして、

ロシア語のありがとうのメモ書きまで残してくれたの。

あらゆる手本のようだわ!!彼らと仕事ができて本当に幸せ」。

FIFAゼネラルマネージャーのプリシラさんの投稿コメントは

日本代表に最大級の賛辞を惜しみなく送っていました。

いやいや、それほどでも。

「これが日本流。毎回これぐらい綺麗にしています」と

美し過ぎる試合後のロッカールームに関して、

日本サッカー協会広報担当者からは謙遜のコメント。

いや別に、フツーのことですから、

「立つ鳥後を濁さず」は日本の文化。

サポーターによるスタジアムのゴミ拾いといい、

綺麗なロッカールームといい、

プレーとともに日本の美学のファインプレーに拍手。

これはですね、W杯だから、世紀のイベントだからって、

付け焼刃でできることではありませんぞ。

ルーツは放課後の教室掃除にあると見た。

日本の学校では授業が終わった後の教室を

モップやほうきを持ったお掃除当番の生徒が清掃するのは当たり前。

しかし生徒が掃除する風景は外国の人は相当ビックリするらしい。

「えっ?なんで子供が掃除してるの!?」

「学校掃除スタッフの仕事を奪っちゃうよ」

「ていうか児童労働法違反じゃね」などなど、

専任スタッフが掃除をするケースが多い諸外国からは

驚きや戸惑いの声が聞かれることもあるそうです。

学校の掃除は「仕事」だから雇用機会を奪うことになるし、

子供たちに「労働」を強いるのは児童虐待とさえ捉える意見も。

ふ~む、教室のお掃除にこんな異文化摩擦があるとは知らなんだ。

正直、お掃除当番はめんどくさいと思ったこともあるけれど、

なんというか教室お掃除は挨拶と同じ、当たり前のことでね、

1日過ごした教室を自分たちで綺麗にするには気持ちがいいものだった。

全然、虐待なんかじゃなかったよねぇ~。

日本固有の(?)美しい文化「教室掃除」。

実は否定ばかりじゃなくて「見習いたい」という肯定派も多いようで

なんと、この日本の美学を観光資源にしようという動きが。

青森県の平川市が年々増えるクルーズ船での外国人観光客をターゲットに

児童との給食や教室の掃除を体験してもらって

日本の思い出にいてもらおうという取り組みを始めるらしい。

発案者は通訳案内士の元高校教諭で、

ガイド中に給食や教室掃除など日本の学校の日常を紹介したところ、

Oh~~! 外交人観光客が一様にすっごく驚いていたのがヒントとか。

日本人にとっては「当たり前」の日常が観光資源になる。

おもてなしのヒントは、どこにあるかわからない。

サボりたかった教室掃除も

今や世界のお客さんがよろこんでモップや雑巾を手にする?

そしてロシアに残した青い折鶴の恩返し、ですよ。

新幹線や帝国ホテルのお掃除レベルはもはや世界遺産レベルですが、

国際スポーツの現場でも日本のお掃除文化は世界も魅了した。

2020年東京オリンピックに向けてまた新たな観光資源に注目、ですね。

モップが雑巾が、皆様をお待ちしています?

お掃除ジャパン!

(写真は)

湿度120%???

もやに煙ってジャンプ台も見えない。

梅雨前線と台風に挟まれて

雨ザーザー、湿度蒸し蒸し、

川は洪水、氾濫の警報も。

7月のお天気、要注意。