秘密のそうめん

生ハム、

生チョコ、

生カステラ、

世に生グルメは多けれど、

夏は秘密のそうめん♪

ほぉ~~~「生そうめん」とな。

お素麺といえばお中元の鉄板ですが、

今年でいただいたのがちょっとスペシャルな「生そうめん」。

箱を開けるとしなやかな白い細麺がお上品に横たわっていました。

ちょっと蒸し暑いお昼どき、さっそくランチに頂きました。

我が人生、初生そうめん。

流通や保存させるために乾麺が主流だったそうめんですが、

近年、にわかに注目されているのが乾燥させていない生麺。

日持ちしないため、生産地以外では店頭に並ぶことは少なく、

製造している職人さんや近所の人たちだけが味わえる、

いわば産地限定、秘密のそうめんだったのですが、

お中元という日本の美しい習慣のおかげで

秩父のめん処のご自慢の生そうめんを食べられるわけで、

お中元、バンザイ。

嬉しいことに生そうめんだけではなく、

美味しそうなくるみだれの瓶まで添えられています。

さあ、さっそく茹でますよぉ~。

って、説明書によれば「茹で時間50秒」とのこと。

50秒!これは大変だ。

お湯を沸かし、ほかのお料理や食器を準備、そば猪口にくるみだれ、

ザルや冷水も麺を載せる大皿などなどすべてをスタンバイし、

スマホのストップウオッチを手にコンロ前へ。

沸騰したお湯に美しい色白生そうめんを投入すると同時に

ストップウオッチをスタート、チッチッチッ・・・刻々と秒数が刻まれる。

あっという間に50秒、え、でも、まだ再沸騰してないし・・・

おろおろ10秒ほど経過するうちに鍋が吹き上がり、あわてて火を止め、

ざざっと茹で上がった麺をザルにとり、素早く冷水のボウルに放ち、

流水でよく洗って、再びザルにあけ、水気をよく切ってから

一口大に丸く束ねて涼し気なペルシャ釉のやちむんに盛り付けます。

ここまで、ほぼノンブレスの工程(笑)。

さあ、夏野菜のお料理などが並ぶ食卓の中央に

生そうめん様の大皿をど~んと据えたら、

さっそく、いっただっきまぁ~す!

う~ん!ツルツル&ぷりぷり&もちもち&しこしこ♪♪♪

複数の素敵な食感が口に中で美味しい交響曲を奏でる。

これは・・・食べなれた乾麺とは、全く違う麺というべきだ。

つるつるっと喉越しだけで味わう乾麺とは別人格(笑)。

見た目はそうめんなのに、もちもちでぷりぷりでしこしこで、

くるみだれとの相性も最高、噛むほどに小麦の豊かな風味が広がる。

こりゃあ、美味いんもんだ。生そうめん。

生産地の職人さんたちがこっそり秘密で(笑)

味わってきたというのもうなづける。

一度味わうとやみつきになりますね。

う~ん、何かに似ているとすれば・・・生パスタ、かなぁ~。

もちもち&ぷりぷり&しこしこで小麦の風味が抜群。

そうだ、この生そうめん、くるみだれも絶品ですが、

カッペリーニ風に冷たいトマトパスタにしても絶対いける。

と、思ったけれど、気が付けば大皿はからっぽ。

この夏の我が家の生そうめんは完売御礼(笑)。

乾いて美味しいものは

生でも美味しい。

産地でしか食べられなかった秘密のそうめん、

ちょっとお取り寄せしたくなります。

(写真は)

スペシャルな夏の麺。

秩父の生そうめん。

喉も舌も胃袋も快感(笑)。

美味しゅうございました。