真夏の午後の夢

夏だ。

真夏だ。

青い夏空、元気な日差し。

気温はぐんぐん上昇中。

いざ真夏の楽園へ出陣じゃ♪

昨日の札幌の最高気温は31.9度。

今季最高の暑さとなりました。

朝から空はすっきり青く晴れ渡り、

ご機嫌な夏の日差しが最高に気持ちいい。

さあ、我が家の夏のお約束を実行する絶好のチャンス、

30度を超えたら、ビヤガーデン参戦!

超朝型家族はビヤガーデンも時間前倒し(笑)。

だって、昨日は真夏日の金曜日、

もうみんなすっかり忘れているかもしれませんが、

一応、プレミアムフライデーでもあるし、

夕方以降の大通ビヤガーデンはめちゃ混むに違いなく、

それぞれ、あれこれを早めに片付けて、

午後2時に大通6丁目に集合、したのであります。

ま、年に一度の、大通ビヤガーデン・ランチね♪

6丁目会場は一番緑が多くて、涼しい葉陰の下で

冷えっ冷えっの○○〇エクストラコールドが楽しめるのでした。

仕事を早めに片付けてきた夫と実家の母と3人、無事に席を確保。

さあ、キンキンの生ビールを手に手にいざ乾杯!

真夏の笑顔が弾ける・・・はず・・・だった・・・。

あああ、禍福は糾える縄のごとし。覆水盆に帰らず。

楽しい瞬間と残念な瞬間は、いつも背中合わせ、なのだった。

いやいや、すべて、アタシが悪い。

乾杯の前にテーブルをさっと拭こうとしたのが余計だったんだ。

「あ、ちょっと、そのグラス、持ってて」と

向かいに座る母に声をかけた瞬間、母の手がグラスに当たって、

バッシャ~~~ン!!!

ア”-----!!!!!

冷え冷えの乾杯前の生ビ―ルが

それは見事に向かい側のアタシをぶっかかったのでありました。

よりによってこの日おろしたてのおニューの夏ワンピと夏サンダルに

容赦なく、エクストラコールドのシャワーが降り注ぐ・・・(涙)

「大丈夫ですかっ!?」ダスターを手に駆け寄る会場スタッフ、

「ああ、拭くものをお願いします」とお願いする夫、

恐らくオロオロしているであろう向かいの母の様子を

確認する余裕もまったくないアタシ・・・。

今でも・・・スローモーションのように・・・その場面が蘇る。

いやはや昨日、会場におられた皆様、お騒がせしました。

ビールを浴びた瞬間、咄嗟にハンカチで振り払ったものの、

すぐさまハンカチはぐしょぬれ、麻の夏ワンピにはデカい世界地図が。

足元のサンダルにもビールが日本地図を描いている。

しかも水じゃないから、もう指も手も腕もベタベタするのよぉ(涙)。

「どこか水が出るところありますか?」半泣きで

乾いたダスターを持ってきてくれたスタッフのお兄さんに聞く。

「あ、ありますあります、向こうに公園の水飲み場あります!」

お兄さんが指さす方向へぐしょ濡れでよろよろ歩く夏ワンピの女。

多分、かなり、コワい画、だったと思う(笑)。

水飲み場にはありがたいことに手洗い用の蛇口もついていた。

思い切り水を出してベタベタの手や腕を洗い流す。

あ―、気持ちいい、あー、心がだいぶリカバリーできてきた。

水は、偉大だ。

ダスターを水に濡らして、麻ワンピのシミを丁寧にたたき、

もうここまで来たら、丸ごと水洗いだと、

おろしたての夏サンダルを脱ぎ、足を洗い、

ついでに新品のサンダルもジャブジャブ水洗いする。

と、その瞬間、ふと視線を感じて目を上げると、

水飲みに来たらしい5歳くらいの少年が、若干腰引け気味に

ちらちらとこちらを見つめているのでした。

だよね~、見ていいいんだか、悪いんだか、戸惑うよねぇ~。

子供たちが利用する水飲み場の蛇口でオバサンが必死の形相でかがみこんで

服やサンダルや足までジャブキャブ洗っているんだもんねぇ~。

なんか、コワい、よねぇ~、不気味だよねぇ~(笑)。

だが、この時のアタシにはまだ笑顔で語りかける平常心は戻ってなかった。

ただひたすら洗い続けるしかできなかった。

ああ・・・まだまだ修行が足りない。

しかし、蛇口の水と共に、次第にパニックも収まってきた。

サンダルの水を絞り、夏ワンピをパフパフ、叩き、

よしっ!気持ちを落ち着け、気分を入れ替えて、席に戻る。

「水で洗ってきたよ~」まあ、そのうち乾くさ。真夏日だもの。

気の利く夫が注文してくれたビールのお代わりもスタンバイ。

夏のハプニングも、乾杯!

まさに全身でビールを「浴びた」夏。

忘れられない夏の思い出がまたひとつ(笑)。

まさかの真夏の午後の夢、でした。

(写真は)

木漏れ日も涼やかなビヤガーデン。

全身でビールを浴びた後の笑顔(笑)。

水も濡れる、イイ女ってことで。