ロード・トゥ・カタール
輝かしい勝者と
美しき敗者と
忘れ得ぬ感動。
さあ、4年後だ。
ロード・トゥ・カタール。
私のロシア時間が終わりました。
日本時間の真夜中12時、W杯ロシア大会の決勝戦、
フランス―クロアチア戦がキックオフ。
若きレ・ブルーが闘志のバトレニ(炎)を4-2で破り、
98年の初優勝以来、2度目の優勝を果たしました。
はぁ~、見応えのある決勝戦でしたね~。
現代的な組織サッカーを軸にセットプレーあり、
VARからのPKあり、神業スルーパスあり、新世代スターのゴールあり、
攻守ともに今大会のサッカートレンドがよく表れた試合でした。
日本代表が今後進むべきヒントも満載だったように思えます。
フランスもクロアチアも持てる力を出しきり、
試合後はお互いの健闘を称える様子が清々しくて、
未明のテレビ中継を見ながら泣けてきました。
特に決勝までの3試合すべて延長120分間戦い続け、
フランスよりも中1日休養日が短かったクロアチアの執念は感動的。
4-1になっても決してあきらめず、ボールを追い続け、
GKのミスを誘って1点返し、最後の最後まで攻め続けました。
対するフランスも2点勝ち越しながらも時間稼ぎなどせずに、
最後の最後までゴールを目指して走り続けていたのは
お互いの闘志へのリスペクトに他ならないでしょう。
戦い終わって雷雨が来て。
土砂降りのルジニキ競技場で黄金のワールドカップを
頭上高く掲げたフランスは間違いなく輝ける勝者であり、
リスクを恐れず攻め続け、最後の1秒まで走り続けたクロアチアは
誰もが認める美しき敗者、グッドルーザーであります。
4年に一度、本当にいい時間を過ごさせてもらいました。
ああ・・・明日からどうしよう。
早くもW杯ロス(笑)。
だってもう夜中や未明に起きる必要もない、
真夜中のリビングで「よっしゃ~!」「すっげぇ~!」と
雄叫びをあげることもない。
いやいや、心は4年後じゃあ~、2022カタールじゃあ~!
W杯ロスの心の隙間を埋めようと
さっそくカタールと日本の時差を調べる。
なんと、日本より6時間遅れ、てことはロシアと同じ。
そうか、そうか、4年後のカタール時間生活、すぐに適応できますな。
ただし酷暑の夏を避けて史上初の冬季開催となるそうです。
大会開催期間は11月21日から12月18日までということですから、
北海道は初雪なんか降ってもおかしくない季節。
外は白い雪、テレビは熱いカタールW杯中継、ってことねぇ。
むふふ、それはそれで新鮮。
中東カタールかぁ。
決勝戦のスタジアムにもカタール航空の広告がありましたねぇ。
出場していない中国企業の漢字表記の広告もすごく目立っていたけれど、
あれ?そういえば・・・過去の大会ではおなじみだった日本企業の広告って
今大会、あったっけ?ってか全く見ていないような気がする。
実はそうなのですよ、ロシアW杯、スポンサー企業を確認すると
「中国台頭」、そして「日本消滅」なのでした。
ロシア大会のFIFA主要スポンサー12社のうち中国企業は過去最多の4社、
一方、日本企業の名前はひとつもないのでありました。
世界で34億人が視聴すると言われるW杯の広告価値はいわずもがな。
当然広告料も莫大な金額になりますが、
世界市場に向けてさらなる成長、グローバル化をめざす中国企業は
イケイケで大きな投資に踏み切り、成熟期にある日本企業は
何というか、大人の判断?撤退を決めたということなのでしょうか。
4年後。
サッカー界のトレンドやプレースタイルの変化も気になりますが、
カタール大会のスポンサー企業名にも注目ですね。
世界中が注目する決勝戦のスタジアムに立つチームは
青い色のユニフォームを着ていたりするのだろうか。
なじみのある日本企業のロゴがスタジアムを飾るのだろうか。
サッカー界も経済界も、
いざ!ロード・トゥ・カタール!
・・・でも・・・
終わっちゃったね・・・。
やっぱり・・・W杯ロス・・・(笑)。
(写真は)
ロシア時間で過ごしたひと月、
気がつけば
紫陽花が満開だった。
青い花もレ・ブルーを祝福。
新しきサムライブルーに期待。

