花の妖精
妖精って
ホントにいたのね。
ランウェイは
豊かなアフリカの大地。
世界一美しいファッションショー。
と、そのお話の前に、
あ~、ちょっとだけ、ほっとしたぁ~。
W杯直前ラストマッチとなる昨夜のパラグアイ戦で
西野ジャパン、ようやくお目覚め、4-2と4得点で初白星。
乾選手は2ゴール、超久々先発だった香川選手のキレもよく1得点、
ラッキーな相手もオウンゴールと、運も味方してくれたテストマッチ。
開幕前に、ほんにちょっとだけ、ほんとした。
だけど、ちょっとなのよ。
W杯不出場のパラグアイはFIFAランキングは日本より上の39位、
すでに次を見据えた若手中心のできたてチーム編成、
つまりまだまだ発展途上の段階なのに対して、
我らが日本は開幕直前にもかかわらず、
先発選手を11人中10人替えてのテスト状態。
本番を前にして背骨がまだ固まっていない不安がぬぐえない。
まあ、だからテストマッチなんだけどね。
誰が先発なのか、中心になるのか、読めない…という意味では
偵察に来ていたコロンビア側を混乱させる効果はあったかも。
なんというか、失点の仕方が・・・心配なのよね。
若手のパラグアイに簡単に守備崩されちゃっててね、
コロンビアはもっと怖いよぉ~。
って、アタシよりも監督や選手がもっとご存知よね。
いかんいかん、4年に一度の心躍るW杯ではありませんか。
昨日の4ゴール、攻める意識が形につながったことを自信にして
さあ、堂々と胸張って、初戦のコロンビア戦、
テレビの前でいっぱいいっぱい応援しようっと!
いざ、ロシアへ。
そして妖精のお話。
世界一愛らしい妖精に出会ったのは
大丸札幌店で開催中の「ヨシダナギ写真集 HEROS」。
世界のファッショナブルな少数民族に撮ることで注目されている
今話題の写真家ヨシダナギさんの個展、見逃すわけにはいきません。
会場でまず驚いたのがプロの写真展なのに撮影OKってこと。
ご本人が出会った世界の魅力的な人々のこと、
もうどんどん発信しちゃって下さいってことらしい。太っ腹♪
そして、いざヨシダナギさんが撮った「HEROS」に対面。
うっわぁぁぁぁ~~~!
超美しい!カッコイイ!ファッショナブル!アートだ!芸術だ!
花や植物で飾り立たり、真っ白なアフロヘアだったり、
全身を赤土に美しく染めていたり、昆虫のビーズの帽子を被っていたり。
パリコレなんぞオモチャに思えてくるほど
斬新で、刺激的で、アヴァンギャルドで度肝を抜かれる。
1986年生まれのヨシダナギさんは
幼少期からアフリカ人へ強烈な憧れを抱き、
「大きくなったら彼らのような姿になれる」と信じていたが、
10歳の時に自分は日本人だという現実を両親から突き付けられ挫折。
その後独学で写真を学び、2009年から単身アフリカに渡り、
アフリカを中心とする世界中の少数民族を撮影、発表しますが、
なかでも代表的作品ともいえるのがスリ族の写真。
スリ族はアフリカ・エチオピアに暮らす少数民族で
世界一オシャレな民族とも言われます。
石灰岩や赤土を溶いたファンデーション?で
顔から全身をカラフルなボディーペインテイングを施し、
花や葉っぱ、枝、実など自然の産物でさらに装飾的に装うのです。
巨大なマメの房で顔の輪郭を覆い尽くしたり、
頭のてっぺんにススキのような植物の王冠をつきたてたり、
鳥や狼のようなマスクを被っていたり。
唯一無二の鮮やかな色彩、どこまでも自由な発想。
そのアーティスティックな感性、突き抜けた美意識、
もし私がファッションデザイナーだったら嫉妬で悶え苦しむほど、
彼らのファッション性は凄すぎる。
濃密な緑、色鮮やかな花や実、果物、まったりした赤土、
PM2.5などは無縁の澄み切った青空、豊かな森、カラフルな動物たち。
スリ族が生まれた時から目にしている色、形すべてがデザインの源なのね。
都会生まれのクリエイターなどかないっこない、かも。
草花を身にまとうスリ族の人々、特に愛らしいのが子供たち。
ペイントを施したキュートな顔を大輪の花で輪のように飾り、
森の中、木に横たわってこちらにうっとりした視線を送っている。
もはや人間の域を超えた美しさ・・・そう・・・妖精だ。
ヨシダさんによると、着飾ることに慣れているせいか、
「自分の見せ方が非常にうまく、ファッションモデル顔負けの
ポージングを繰り出す」のだそうだ。
ランウェイは豊かなアフリカの大地。
エチオピアの北西部に
妖精のようなファッションモデルたちがいる。
その名はスリ族。
世界は美しい驚きに満ちている。
(写真は)
花の妖精。「スリ族」の少年。
真っ白なアフロヘアの「アファール族」、
世界一美しい裸族「ヒンバ族」、
ヨーダみたいな仮面の「アサロ族」、
ショッカーそっくりの「オモマサライ族」
青の民族「トゥアレグ族」・・・
野宮的押しメンは超カッコいい「トゥアレグ族」かな~。
一見以上の価値ある写真展、です。

