薫風フリット
五月の風を
みんな集めて、
カラリと揚げる。
爽やかで清涼な
薫風フリット。
今年もお会いできましたね。
五月の爽やかな贈り物。
北海道産の天然のハマボウフウ。
夫が知人から頂いてきた超希少な山菜です。
さっそく金曜ごはんのメインのお料理。
ハマボウフウは5月中旬から上旬にかけて
海岸の砂浜と草地がセする場所に自生する山菜。
ん?待てよ?海辺だから・・・海菜?浜菜?まあ、いっか(笑)。
薫風爽やか初夏の海岸の砂浜に鮮やかな緑色の葉が表れて、
赤色がアクセントになった白い茎がまだ砂の中に埋もれている時が
柔らかくておいしいハマボウフウの採り頃らしい。
大きなビニール袋いっぱいに頂いたハマボウフウは
まさに採り頃、食べ頃の若々しくて瑞々しい。
丸まった三つ葉のような葉の緑がつややかだ。
まずは浜辺の砂を丁寧に落としましょう。
水洗いをして茎のくぼみに潜んでいる砂を丹念に洗い落とし、
天ぷら用とお浸し用に半分に分けます。
まずは朝のうちに下準備をすませ、
お浸し用も半分だけをさっと茹でて、水に放して水分を取り、
沖縄のカチューで丁寧に引いたおだしに醤油・味醂をあわせ、
保存容器に茹でたハマボウフウと合わせ、冷蔵庫へ。
夕方には最高のお浸しが完成するはず。むふふ。
で、一日仕事を終えて、金曜ごはんの夜の部。
ハマボウフウに敬意を表して、
今が旬の時鮭の大きな切り身も奮発。
さあ、メインの天ぷら作りに取りかかりましょう。
取り分けておいた半分のハマボウフウの水気をよ~くふき取り、
小麦粉を薄くまぶし、卵と冷水、小麦粉をといた衣にくぐらせて
オリーブオイルでカラリと揚げていきます。
ジュワァァァ~、う~ん、いい香り。
天然の山菜とオリーブオイルの香気が
揚げているそばから鼻腔をくすぐる。
ん?またまた待てよ?オリーブオイルでカラリってことは、
天ぷらというよりは、フリットってこと?まっ、いっか(笑い)。
和食でもイタリアンでもどっちでもいいや。
だって、最高においしいはずだもん。
さあ、ハマボウフウもカラリと揚がった。
時鮭の塩焼きも万全。肉じゃがも作っちゃったし、
冷蔵庫でスタンバイしていたお浸しもやちむんの器に盛りつけ、
沖縄のマース(塩)を添えたハマボウフウの天ぷらorフリットを
食卓の中央にど~んと並べたら、
さあ、冷めないうちに熱々をいただきま~す。
カリッ、サクッ、軽やかな歯応えのあとに
スゥ~~~っと一陣の爽やかで清涼な香気が鼻腔を吹きぬける。
野生のセリのような、ミツバのような、ミントのような・・・
う~ん、なんと爽快な香りでしょうか。
全身の細胞の隅々にまで爽やかな五月の風が吹き渡るようだ。
天然ハマボウフウならではの爽快さ。
万物が潤い、若葉の緑が一層美しい初夏。
北海道の浜辺でとれたハマボウフウ。
五月の風を集めてオリーブオイルで揚げたみたいだ。
世界に自慢したい薫風フリット。
我が家キッチンの自慢のスペシャリティは今年も大成功♪
ごちそうさまでした。
(写真は)
今しか食べられない超季節限定。
北海道産天然ハマボウフウ。
薫風フリット。
ビールでもカヴァでも白ワインでも。
初夏だ。食欲は増す一方だ(笑)。

