新イソップ物語

そうか、

アエソップじゃなかった。

イソップって読むのね。

最新コスメトレンドを

息子に教わる日。

先日、遠い場所で働く息子が

思いがけず超短い帰省、というか正確には札幌出張。

仕事の合間に日中の3時間だけ実家に寄ってくれました。

好物の卵とじ鶏肉うどんや旬の時鮭にグリーンアスパラ、

だし巻き卵や肉じゃがなど「ザ・おふくろの味」昼ご飯。

短い時間でしたが、元気で充実した顔を見てほっと一安心。

さらに思いがけず、

「これ、遅くなりましたが、母の日のプレゼントってことで」と

バッグの中から取り出して渡されたのがオフホワイトの布袋。

何やら・・・とても・・・癒される香りがします。

ナチュラルな布には「Ae’sop」と描かれています。

「あ~、イソップだ~♪」。

1987年にオーストラリア・メルボルンで創業した

今注目のスキンケアブランド。

最高品質の植物成分を最大限に活用し、

選び抜かれた原料の組み合わせによって優れた製品を追求。

一切の動物実験を行わないなど環境には高い配慮をし、

製品をバランスの取れた健康的な生活の一部としてとらえるマクロな視点が

特に20代、30代のお洒落な男性たちを中心に絶大な支持を集めています。

クラシックな薬のボトルのような容器など

熟考されたシンプルなデザインの製品は

過剰包装せずに天然素材の布袋に入れられるのでした。

最近、札幌ステラプレイスに超お洒落な直営店舗ができて、

お店の前を通る度にその洗練された佇まいに惹かれつつも

???・・・アエソップ・・・?

おばちゃんは(笑)ブランド名の読み方すらわからなかった。

それが学生時代最後の帰省となったこの春、

息子と買い物にお出かけしたした際に

「イソップだから(笑)」と教えられ、おずおずと息子に続き店内へ。

その自然な癒される香り、テクスチャー、哲学に感動。

にわかイソップファンになっていたのです。

老いては息子にコスメブランドを教えられ・・・か(笑)。

こんな日がやってくるとは、ハハハ。

とは言っても、自分用にはまだ買っていなくて、

息子が自分のお小遣いでゲットしたルーム・スプレーや、

夫がポルトガル出張用にボディスプレー購入など、

我が家の男子たちに先行されておりました。

母ちゃんが指くわえていたのを知っていたのねぇ。

憧れのイイ匂いがするイソップの布袋に包まれていたのは

コスメ女子たちに大人気の「レスレクション・ハンドバーム」。

スモーキーピンクのチューブを押すと優しい卵色のクリームが。

う~ん、なんと自然な・・・初夏の草原のような香り。

シトラス、ウッディ、ハーバル・・・。

コクのあるクリームだけどマットな質感でべたつかず、

すっといつのまにか肌に馴染んている。

う~ん、美人な手になりそうだ。

イソップの素敵な哲学は

製品のみならずショップの店舗デザインにも貫かれていて、

新たにお店を出すときにはその通りにある「布地」に

自分たちを編みこんでいき、調和を乱す存在にならず̟、

プラスになるような何かを考えるそうです。

なので国や地域によって店舗デザインは異なっています。

たとえばノースメルボルン店では州立美術館で使われていた

シブノキ製の収納キャビネットを商品カウンターとして再生。

NY店は返品回収されたNYタイムスを積み重ねるようにカットし、

レンガのように壁を埋め尽くしその歴史にリスペクト。

銀座店は戦後の復興に重要な役割を果たした赤レンガを使用。

京都店では谷崎潤一郎の「陰陽礼賛」や世阿弥など日本の美意識を

白と黒、光と陰で示唆的に表現。

ショップがその国や街のアートとして溶けこんでいるのです。

そして北海道デビューとなった札幌店の特徴は

美しいグレートーンの「札幌軟石」。

壁面や柱巻き、カウンターにふんだんに用いられた札幌軟石は

滑らかに磨かれた部分と粗い石肌を活かした部分の双方が

それはアーティステックに構成されていて、

北海道とオーストラリアが素敵に一体化。

店舗デザインだけでも鑑賞の価値あり。

幼き日、イソップ物語を読み聞かせた息子から

最先端のコスメブランド情報を教わる日。

まさかのお洒落大好き男子に成長したことを喜びますか。

初夏のある日の新イソップ物語。

ありがとね。

大事に使うね。

(写真は)

「使った人が絶賛」と噂の

イソップのハンドバーム。

噂はホントだった。

一度使うと虜になります。

自然の香りに癒されるぅ・・・。