島サラダ菜

力強い緑と

情熱の赤紫と

爽やかな芳香。

朝のサラダを彩る

島サラダ菜。

心地よい気候が続く梅雨入り前の沖縄。

うりずん沖縄プチ旅の最終日レポート、

定宿ホテルでの朝食後、朝の市場界隈を名残のお散歩中。

国際通りから市場本通りに入り、牧志公設市場を過ぎて、

地元色100%の太平通りまでやってきました。

信号の向こうに見えるのは「のうれんプラザ」の建物。

戦後から県民の台所として愛されてきた農連市場は

新たなケンミンキッチンとして大変身。

ガープ川沿いに肩を寄せ合うように建っていた、

トタン屋根の市場の風景を懐かしく思いながら、

街の移り変わりをしみじみ感じる朝でした。

おっと・・・そうだった、旅の最終日だった。

ゆっくりと感傷に浸っている時間も限られているのでありました。

生まれ変わったのうれんプラザ訪問はまた機会にゆずるとして、

そろそろ来た道を戻りましょうか。

太平通り入り口の上原パーラーの前で踵を返します。

朝の開店準備に忙しいお隣は奥間果物菓子商店。

果物菓子商店という名前の店先に並ぶのは新鮮な島野菜。

プロの料理人から地元の奥様まで「野菜なら奥間さん」と

絶大な人気と信頼を誇るお店であります。

この日も仕入れたばかりの野菜や果物が次々と並べられ、

もう奥間さんの店先が野菜サラダそのもの。

そうそう、サラダと言えば、これよこれ。

北海道ではまず見慣れない情熱的な葉野菜、

「ハンダマ」がどっさり一束100円!

ホテルの朝食ブッフェのサラダコーナーにもラインアップ、

肉厚で葉の表は濃い緑で裏は赤紫という鮮やかなビジュアルが

なんとも南国らしく、ザ・島野菜、という感じがして大好き。

毎朝、がっつり、ハンダマ、頂いていました~。

「ハンダマ」は和名「水前寺菜」。

キク科の多年草で原産地は熱帯アジア。

独特な赤紫色は紅芋と同じアントシアニン系の色素で、

カロチンもたっぷり含まれていてこれらの成分の抗酸化作用から

沖縄では古くから「血の薬」と言われてきたそうです

血行不良や貧血、目の疲れや風邪のひき始めなどに用いられ

食養生として昔から食べられてきた葉野菜。

確かにこの鮮やかな見た目、効きそう(笑)ですが、

沖縄の家庭では昔からさっと炒めてマースとカチューで味つけしたり、

魚の汁やみそ汁、ボロボロジューシー(雑炊)に入れたり、

さっと茹でてお浸しにしたり、様々な調理法で食べられてきました。

加熱するとちょっと粘り気が出て、赤紫色が溶けだすのも

さらになんだか効きそう(笑)な気がしてきます。

さらに素敵なのが、生の食感と爽やかな香り。

肉厚な葉はしっかりシャキシャキ力強く、ほのかな芳香がします。

その香りは・・・そう、まさにキクの花のよう。

だよね~、ハンダマ、キク科のお野菜でしたのものね~。

最近はこの素敵な香りを生かして生でサラダに使うのがトレンド。

南国生まれの情熱島サラダ菜、ってところ。

う~ん、ハンダマサラダともしばしお別れね。

我が家に常備したいお野菜なんだけどな~。

うりずん沖縄プチ旅、後ろ髪ひかれっぱなしの

最終日の朝散歩。

名残惜しさが募りますぅ。

(写真は)

奥間果物菓子商店の店先。

新鮮島野菜が並びます。

情熱的な島サラダ菜「ハンダマ」

こんなどっさりで100円!