海辺のぷるんぷるん

この一杯に出会うために

北から南へ旅してきたのかもしれない。

青い海と空と浜屋そば。

サーファーやダイバーを魅了する

海辺のぷるんぷるん。

穏やかな春の沖縄。

うりずん沖縄プチ旅2日目のランチは

伝説の王道そばの名店、北谷の「浜屋」へ。

サーフィンやダイビングの聖地、宮城海岸のそばにあり、

地元の人がキング・オブ・沖縄そばと絶賛する超人気店、

本島にある350軒以上ある沖縄そば屋の中でも

レジェンド的な存在として知られています。

海岸近くの住宅街の一角に大きな海の家風のお店を発見。

「めんそーれ 浜屋」。

外壁にど~んと大きく書かれた店構えはおおらかで開放的。

南国の島の海辺のそば屋さん、いいなぁ、好きだなぁ。

のんびり起きた休日の昼に訪れたくなる。

ああ、それだけで沖縄に移住したくなる。

おっと、妄想はさておき、

日曜日のお昼どき、既に大入り満員の店内へ。

玄関前には気持ちよさそうな屋外デッキの席もあります。

日陰で涼みながら沖縄そばをすするのもいいなぁ。

アメリカ人らしき4人組が大きなガタイを寄せて

そば込みショットを撮ろうと苦心していたので、

「撮りましょうか?」とプチ国際親善。

さて、いよいよ店内へ。

お店に入ってすぐ左手に大きな券売機が2台あります。

どちらも同じメニュー、それだけ繁盛してるってことね。

え~っと、やっぱ定番の「浜屋そば」と「ジューシー(炊き込みご飯)」とぉ、

食後の「沖縄ぜんざい」もぬかりなく注文。

お昼どきゆえ、ほぼほぼ満員っぽいが、幸い席をゲット。

「いらっしゃませ~!」

素早く店員さんがあらわれ、速やかに食券を回収。

賑やかな店内には日本語、英語、中国語などなど

様々な言語が飛び交うちゃんぷるーな感じが実に沖縄らしい。

ほほぉ、浅田真央ちゃん姉妹でご来店かぁ、などなど、

壁の有名人サインなど眺めていると、

「お待たせしました~、浜屋そばとジューシーで~す!」。

さすが、仕事が早い、名物そばが運ばれてきました。

おおお~、なんと特徴的なヴィジュアル。

丼の真ん中にどどぉ~んと存在感たっぷりに肉塊、

はんなり添えられた薄焼き卵の黄色がイイ感じ。

早速、熱々を、いっただっきま~す!

まずはスープを一口・・・

おおお、なんだこれはぁ~、旨過ぎる!

ほぼ透明に近い澄んだそれは、おだし、と言いたいくらい。

淡麗でいて旨みがしっかり。

これが噂の浜屋のそばか。

豚、カツオ、鶏からだしを取った塩スープは

醤油を一切使わない昔ながらのあっさり味。

沖縄料理は脂っこくて、なんてイメージがぶっ飛びます。

そうなのよ、本来の沖縄料理は淡麗、旨口、だしと素材で勝負なのだ。

もちもち、ぷりぷりした中太麺との相性も抜群。

そしていよいよ真打。

淡麗、旨口の塩スープの海にどか~んと浮かぶ肉塊。

ゴロっとしたボリューミーな肉の塊を箸でつかみ一口。

おおおおおおおおおお~!

ほろりほろほろ・・・ぷるんぷるん!

豚肉の濃厚な旨さが口中にひろがり、

同時にぷるんぷるんの軟骨が溶けていく・・・。

これが幻の食材「軟骨ソーキ」。

お店の人に聞くと「ソーキ(あばら)の先っぽの方」らしく、

硬い骨付きあばら肉が本ソーキで、その先の軟骨が多い部位とか。

沖縄は何度も通っていますが、軟骨ソーキは初めて。

極上のスープにどかんと浮かぶ究極のぷるんぷるん。

卒倒しそうなほど(笑)旨かった。

豚の美味しさを知り尽くした沖縄ならではの

究極の王道、沖縄そばに出会ってしまった。

潮風が心地よい美しい海岸近く。

この一杯を味わうためだけで

北谷までドライブする価値あり。

人生最高の

海辺のぷるんぷるん。

(写真は)

沖縄そば界のレジェンド

北谷の「浜屋そば」。

ジューシーも最高。

毎週末通いた~い!