世界最速団子

究極の三位一体。

日本の3選手が形成する

世界一速い流線形。

一糸乱れず

金メダルへゴール!

爽快な、実に爽快な金メダル。

平昌オリンピック・スピードスケート女子団体追い抜きで

日本がメダリストぞろいのオランダを下して金メダル獲得。

タイムは2分53秒89の五輪新記録。

スタートの号砲から歓喜のゴールまで

一糸乱れぬ日本の隊形に見惚れました~。

3人の選手が縦に隊列を組み、400mリンクを6周するパシュート、

先頭交代を繰り返しながら風の抵抗をいかに分散するかがポイント。

ソチ五輪から4年間、日本チームは徹底的に究極の三位一体を追求、

風洞実験で空気抵抗が最も低くなる選手間距離を突き止めました。

その距離は1m。

縦一列で自分の頭と前の選手のお尻がつくぐらいの至近距離。

科学的に突き止めた勝つための理想の数字を

選手たちは年間300日の合宿でお互いの体に刻み込んできたのです。

同じ釜の飯を食べ、心の距離を縮めて、磨き上げたのが

世界一速い一個の流線形だったのです。

あれだけのスピードで、あれだけ近づいて滑るなんて、

お互いの信頼と、積み重ねた練習がなければ、不可能。

氷上の3選手は神経回路も筋肉組織もまったく同じ指令を受けて

まったく同じリズムでシンクロして動いているみたいだった。

先頭の選手とぴったり重なってぐんぐん加速。

一本の中枢神経に貫かれたような完璧な三位一体隊列。

昨夜の決勝の生中継を見ながら、思わず叫んでいた。

「凄い!凄いよねぇ~!まるでお団子だぁ」。

場違いな感想で甚だ申し訳ありません(笑)。

でも、世界一速い串団子に見えたのよね~。

古墳時代から団子を愛してきた日本人。

寺社の門前や街道筋の茶屋、街中の屋台で

さまざまな名物団子が生まれ、串団子は身近なおやつ。

一本の串に刺されたお団子のイメージが金メダルの隊形に重なった。

我ながらどこまで、食いしん坊なのだろう(笑)。

でもね、オランダには串団子はないでしょ?

肉団子のようなミートボールはあるだろうけれど、

串に刺して食べるおやつなんかはない、はず、多分(笑)。

日本に金メダルをもたらしたのは

秘かに串団子DNAではなかろうか、なんてね。

カーリング女子のもぐもぐタイムから

北見の清月の焼き菓子「赤いサイロ」が爆売れ中らしいですが、

一糸乱れぬ3人の隊列から着想を得て、

どこかの和菓子屋さんが「パシュート団子」「金メダル団子」なんて

売り出しちゃうかもしれない(笑)。

甘いオリンピック特需。

勝手に想像して楽しくなる朝。

金メダルの翌朝は、

おだってしまう(笑)。

(おだつ=調子の乗る、という意味の北海道弁)

そだねー。

(写真は)

オリンピック観戦のおとも。

胡麻にきなこ、小豆にかぼちゃ。

和テイストな一粒ショコラ。

チョコと和素材、合いますな。