春待花信風
どんなに寒くても
白い雪景色でも
きっとどこかで
花を咲いている。
風の力を信じよう。
洋服よりもメイクよりも
一番早く季節を先取りしたいのがネイル。
外はまだ真っ白な雪景色でも爪先に春を呼ぶ。
「もう春色だよね」「ですね、ピンクです、春です」。
ネイリストさんと阿吽の呼吸でネイルデザインが即決定。
淡い春色ピンクに春を待つ心を3Dハートに込めました。
う~ん♪気分があがるぅ~、春が来るわよぉ♪
そんな春待ち気分があがるなか、
素敵な言葉を見つけました。
「二十四番花信風(かしんふう)」。
中国では昔から「二十四番花信風」(かしんのかぜ)といって、
「小寒」から「穀雨」までの八節気二十四候のそれぞれの候ごとに
花を咲かせる風が吹くとされてきたのだそうです。
1年を春分と秋分のを基準として二十四等分したのが二十四節気。
その季節をさらに細やかに分け、
5日おきに自然の様子を表した言葉を添えたのが七十二候。
春夏秋冬、移りゆく季節のさまを捉えた美しい表現ですね。
この節気の「気」と七十二候の「候」から
「気候」という言葉が生まれたそうです。
そんな季節の風が花を咲かせるという「二十四番花信風」。
「小寒」の初候は梅花(梅)、次候は山茶(椿)、
ちょうど今頃にあたる末候は水仙の花を咲かせるとか。
花信風・・・かしんのかぜ・・・か。
ふと、真っ白な雪景色が広がる北の大地のどこかで、
ひっそりと、でも、すっくと一輪の水仙が
背筋を伸ばして咲いている様子が目に浮かぶような気がしました。
一年で一番寒い「大寒」の初候の風は沈丁花、
「立春」には黄梅や桜桃や辛夷の花、
「雨水」は菜の花、杏、李(すもも)・・・
そして季節は夏へ向かう「穀雨」の末候は栴檀の花。
不思議なことに二十四番花信風はここでぷっつり終わるのです。
夏や秋にも花は咲くのに「立夏」の前でおしまい。
寒い「小寒」からはじまり
夏を感じる「穀雨」で終わる花信風。
そうかぁ・・・花を信じる風、だもんね。
どんなに寒くてもどこかで花が咲いているって信じたい。
春を待ちわびる心、花咲く春を夢見る思いが
冷たく寒い風にも確かな春の気配を感じ取るんだ。
小寒の末候。
キンと冷たい外の空気を胸いっぱい吸う。
かすかに、かすかに、
甘い水仙の香りがした・・・ような。
花信風を信じましょう。
(写真は)
春待ネイル。
淡いピンクと3Dハート。
爪先にも花信風。

