ムーミン・ショック

まさかね、

ボクが入試問題になるなんて、

北欧の森の中で

ムーミンもびっくり。

2018センタ―試験。

大学入試センター試験初日、

大雪や列車事故の影響などで開始時刻が繰り下げられたり、

パトカーで試験会場へ送られた受験生などもいましたが、

試験問題に関して、あるアニメキャラに話題集中。

センター試験に、まさかの、ムーミン登場。

「地理B」北欧3か国にかかわる設問の中で

フィンランドに関するアニメと言語の正しい組み合わせを

4択から選ぶ問題が出題されたのです。

ムーミン=フィンランドという認識があれば解ける問題ですが、

しかし今の高校生にとってはちょっと古いかも。

ムーミン・・・キャラは知っているけど・・・

えっ・・・?ムーミンの国って・・・どこ?どこ?

と、ペンが止まった受験生も少なくなかったかもしれません。

ツイッターでも「ムーミン」「センター地理」が

トレンドワードに急浮上、ムーミン・ショック的な反響で、

ムーミン公式サイトにも「今すぐ国籍をノルウェーに変えて」等々、

一部の受験生から恨み節とも思われるツイートが寄せられたそうです。

これに対し「まだまだ知られていないんだな、と反省」

「これを機にムーミンの世界について知ってもらえると、うれしいな」と

公式サイトが粋なつぶやきをしたそうで、ムーミン、大人ぁ~。

朝刊に掲載された昨日の試験問題をさ~っと眺め、

毎年恒例、国語の問題だけはざっと解いてみました。

なかなか興味深かったのが第2問、

井上荒野の小説「キュウリいろいろ」の一節から出題されているのですが、

35年前に一人息子を、昨年夫も亡くした妻が一人でお盆を迎える場面。

この話がまためっぽう良いのです。ぐいぐい読ませるのです。

キュウリで作る馬、茄子で作る牛。

「熱心に作るねぇ」とからかう夫に妻は思わず本音を言う。

「あの子と一緒に乗っていけるように、立派な馬を作っているのよ」。

言った瞬間に後悔する妻、夫の顔からは無邪気な微笑みがすっと消えた。

う~ん・・・切ない・・・悲しい・・・胸が詰まる・・・。

我が子を失った夫婦のやりきれなさがにじみでる場面描写。

この小説を本屋さんで探してみようかと思いました。

子を亡くした親の思い、夫婦の機微を巧みに描きだす筆力。

力のある優れた小説だから問題文に選ばれたのでしょう。

・・・が、いわゆるシニア世代の夫婦間の心情、妻の複雑な思い、

同世代の私にはビンビン感じるものがありますが、

受験生世代の年齢ではたしてピンとくるのだろうかとふと思いました。

ムーミンほどではないにしても、高校生に35年連れ添った夫婦のあれこれ、

想像できるかなぁとお節介ながらいささか心配になったり。

まあ、今のところ、ヤフーニュースにもなっていないから(笑)、

小説好きおばちゃんの取り越し苦労ってことで。

ちなみに第2問に関しては、全問正解、でした。

だてに人生送ってないからねぇ~(笑)。

しかし圧縮版の文字が小さ過ぎるのには閉口。

第3問はパス、しちゃった。

受験は、遠くなりにけり(笑)。

(写真は)

朝刊掲載の試験問題。

文字の小ささが

さらに難易度を上げる(笑)。

眺めるだけに、しておこう。