海と山のブニュエロ

海のものと

山のものが

美味しくふくらんだ

絶品北海道タパス。

ブニュエロ万歳。

「お弁当には海のものと山のものを入れましょう」。

連続ドラマ「トットちゃん」の中で

トモエ学園の園長先生がそう言っていましたっけ。

自然の恵みに感謝をしながらバランスよく食べること。

「食育」なんて言葉が生まれるず~っと前から

子供たちの心身の成長に欠かせない大事なことを伝える

シンプルでやさしい言葉に感動しました。

とすると、この一品もお弁当に入れてあげたいもの。

わが家の定番タパス「タラのブニュエロ」。

先日のクリスマス料理の一皿として作りましたが、

何度作っても、何度食べても、いつもいつも美味しい。

北海道の新鮮な鱈と大地が生んだ男爵イモの名コンビ、

まさに「海と山のブニュエロ」であります。

「bunuelo(ブニュエロ)」とは

「揚げたもの」を意味するスペイン語。

元々はスペインの修道院が発祥のシュー風の甘いお菓子でしたが、

本場のバルで「ブニュエロ」といえば、コレ。

ほくほくのマッシュポテトにほぐした鱈の身をたっぷり混ぜ、

オリーブオイルでカラリと揚げたタパス(小皿料理)ですが、

鱈もじゃがいも北海道を代表する食材、

勝手に北海道タパスと名付けちゃっています(笑)。

鱈とじゃがいもは本当に相性が良く、

北海道の鱈を使った伝統料理「三平汁」にもじゃがいもはマスト。

海のものと山のものの最高のマリアージュ、

スペインも北海道も昔からよ~く知っていたのですね。

美味しい組み合わせに国境はない。

スペインでは大きな干鱈「バカリャウ」を戻して使うようですが、

まずは新鮮な北海道産鱈に塩、胡椒をして白ワインをふりかけ、

レンジで蒸した後、皮と骨を取り除き、身をほぐしておきます。

今金産の男爵いもとニンニクを一緒にゆでて、水分を飛ばし、

熱々のうちにマッシュしたら、薄力粉少々と卵黄、鱈の身を加え、

最後に泡立てた卵白をさっくりを混ぜ合わせます。

あとはスプーンで形を整えながら、

オリーブオイルでカラリと揚げていくだけ。

メレンゲ入りのふわふわの生地なのでデリケートに慎重に、

そ~っと優しく扱ってあげましょう。

う~ん・・・揚げているはなから食欲をそそるいい匂い。

海のものと山のものが香ばしく揚がっていく。

鱈とじゃがいも、最強タッグだ。

本場スペインではアイオリソースを添えることが多いようですが、

鱈とじゃがいもの旨みがハンパないので、そのままで十分イケる。

大きめに作ればヘルシーな主菜にもなるし、

小さく揚げれば前菜にもなるし、熱々はもちろん、

冷めても美味しいのでお弁当のおかずにも最適。

園長先生。

北海道の冬は「鱈のブニュエロ」で

海のものと山のものを美味しくいただいています。

大人も心身健やかになれます。

自然の恵みに感謝。です。

(写真は)

海と山のブニュエロ。

わが家の定番タパス「鱈のブニュエロ」。

ふわっふわの食感と

じんわり広がる海と山の旨み。

ひとつ、またひとつ、手が伸びます。