主役交代
とうとう来ました。
不動のトップを
明け渡す時が。
わんにゃん事情にも
時代の変化。
来年の干支、戌年を前に、猫が犬を上回りました。
ペットフード協会が行った「全国犬猫飼育実態調査」によると、
猫が前年比2.3%増の953万匹に対し、犬は4.7%減の892万匹と、
1994年の調査開始以来、初めて猫が犬を、超えたのであります。
ペット界の不動の王座がわんちゃんからネコちゃんへとバトンタッチかぁ。
せっかく来年は戌年なのにねぇ。
ず~っと飼育数トップを維持してきた犬ですが、
2位の猫との差は年々縮まっていて、犬は3年連続で減っている一方、
猫は2年連続で増加、とうとう、トップの座が入れ替わったのでした。
要因は「犬は、猫より負担が大きい」ことだと協会は分析しています。
確かに犬はしつけも散歩も必要だし、ある程度運動できる場所もいるけれど、
猫は犬ほど負担がかからない。住環境の変化を思えば、納得の結果かも。
一人暮らしのマンションでも、猫ちゃんなら飼えるものね。
さらに調査結果を伝える記事にこんな言葉が載っていました。
「飼い控え」。「買い控え」ではありません、「飼い控え」。
90年代後半以降の小型犬ブームの時に誕生した犬が寿命を迎える中、
飼い主も高齢化し、新しい犬の「飼い控え」傾向が生じているのだとか。
そういえば・・・、「新しいワンちゃん飼いたいけど、
自分の面倒見るので誠一杯よねぇ~」「ホント、お散歩も大変だしねぇ~」。
先日、スポーツジムのロッカールームで
妙齢のお姉さま方がそんな会話をしているのを耳にしたばかり。
そうか、あれが「飼い控え」か。
飼い主自身の年齢と責任を考えると、
可愛いだけで、簡単に犬を飼うことができない。
でも猫ちゃんなら、お散歩もいらないし、犬よりは楽かも。
ペットの飼育状況にも高齢化社会が深く関わっているのですね。
折しも2年連続で出生数100万人割れが明らかになったばかり。
厚生労働省の人口動態統計の年間推計によると、
2017年に生まれた子供は前年より3万6千人少ない94万1千人の見込み。
一方で死亡者は増え、出生数を引いた人口の自然減は
過去最多の40万3千人になる見通しだそうです。
う~む・・・徐々に、確実に縮む日本列島が目に浮かぶ。
1年で40万人も、人が減っているってことよね。
ワンちゃん、ネコちゃんの数も気になるけれど、
まずは赤ちゃんを安心して生める社会になってほしいもの。
3度の育児休業を取って気づいたことは、
「経済界にいる多くの人は育児の大切さに気づいていない」ことだ。
ソフトウェア会社社長の青野慶久さんが朝刊のオピニオン記事の中で
こう語っていました。子育ては次世代の働き手と消費者の両方を育てているとし、
実に明快に、爽快に、以下のように結論づけておられました。
「商売人なら未来の市場を作る子育てが、最優先であることに気づくべきです」。
おおお~、スッキリする~!その通りですぅ~!
子育ては、未来の市場を作っているんだ。
ペット事情にも影響を及ぼす日本の人口減。
多くの経営者が子育て支援は「得をする」と気づいてくれたら、
赤ちゃんの出生数も上向いてくれるのでなかろうか。
社会の主役は未来を創る子供たち、だもんね。
戌年を前にした主役交代、色々物思う土曜日の朝、でした。
(写真は)
その昔、息子の携帯デビューでもらった
某通信会社のノベルティー。
わが家は犬も猫も飼ってませんが、
おサルさん並みに手のかかる息子一匹、
しつけには苦労しました(笑)。



