さよならウサギ

トレーニング理論は

日進月歩。

ウサギもアザラシも

時と共に去りぬ。

さよならウサギ。

やはりねぇ~、そうだと思ってたんだ。

「『腹筋運動』腰痛リスク」。

朝刊のスポーツ面に載っていた記事の見出しです。

腹筋を鍛える運動としてよく知られる「上体起こし」の動作を

何度も繰り返すことが腰痛の原因になる、という内容で、

日本バスケットボール協会では「推奨できないトレーニング」として

やめさせるよう周知を進めているのだそうです。

かつては体育でも部活でもおなじみだった「上体起こし」。

ぐっと上体を直角に近い角度まで曲げて起こす腹筋運動ですが、

力がかかった状態で腰を曲げ伸ばしするため、椎間板が強く圧迫され、

ヘルニアなどの障害が起きるリスクがあるのだそうです。

昔は腰痛を防ぐために上体起こしが勧められていましたが、

新しいトレーニング理論によって変化が起きているようです。

ですよね~。

身体を鍛えるつもりが故障につながるなんて本末転倒。

代わりに腹筋を収縮させる「カールアップ」が推奨されています。

腹筋に力を入れて越しは動かさず、胸を丸める腹筋運動。

頭は「上体起こし」みたいに上がらなくても効果が期待でき、

何といっても腰に負担がかからない「カールアップ」は

スポーツジムでも定番トレーニングになっています。

見た目、地味だけど(笑)、安全で、確かに効く。

これまでもトレニーング理論の進化とともに

運動の「常識」は変化を遂げ、絶滅した方法もありますよね。

昭和世代の体育や部活にはマストだった無駄にキツイあの運動。

そう「ウサギ飛び」に「アザラシ」、であります。

いかに若い肉体でも「ウサギ跳び」には膝が悲鳴をあげた。

腕の力だけで前進する「アザラシ」、一体アレはどこに効いてたんだ?

トレーニング理論なんて単語も知らなかったあの頃、

ただ身体をイジメることが運動だと信じこんでいたのだ。

中学、高校のバレー部時代、

さほどハードな部活ではなかったけれど、

膝を痛めて、トイレに行くのも難儀だったこともあったな~。

ウサギやアザラシだけのせいではないだろうけれど、

今のようなトレーニング理論の知識があったら、

傷めずにすんだ故障もいっぱいあったかもしれませんね。

確かに今から思えば非科学的なトレーニングもあったけれど、

同時に無性に懐かしくなるものもある。

バレーの試合に必ず持参した「輪切りのレモン」。

タイムやセットの合間に汗を拭きながら頬張った酸っぱいレモン。

一体どんな科学的効果があったかさっぱりわからないが、

キシキシするほどの直線的な酸っぱさで気合を入れたあの日々。

今ならスポーツドリンクやプロテインや色々あるけれど、

昭和の部活といえば輪切りレモンとヤカンの水(笑)だった。

いったい、誰が言い出したんだ?

試合には「輪切りのレモン」。

これも昭和の都市伝説か。

ウサギにアザラシは知っている、

わけないか(笑)。

(写真は)

健康な身体を作るには食生活も大事。

先日プチ帰省した息子の朝ごはん。

絶品卵のオムレツに野菜をたっぷり。

ラガーマンにしては可愛いプレート(笑)