またやーたい沖縄
さよなら、じゃなくて、
また、やーさい。
また、やーたい。
またね、また会おうね。
明日へつなぐ優しい言葉。
夏の沖縄旅2017リポートもいよいよ最終回。
その日の気分で風まかせに楽しんだ旅も
北海道へと戻る飛行機の時間が近づいてきました。
最終日の朝は市場まででかけて恒例の生鮮食材買い出し、
朝採れの島野菜や生落花生、沖縄の懐かしお菓子、
八重山かまぼこなどを仕入れ、ホテルに戻ってパッキング。
チェックアウトを済ませたら、レンタカーで空港へ。
というか、正しくは空港近くのレンタカー会社へ(笑)。
1週間お世話になった青いコンパクトカーに別れを告げ、
送迎バスで那覇空港へと向かいました。
ちゃちゃっと搭乗手続きを済ませ、手荷物を預けたらお約束行事。
最後の最後まで沖縄を楽しみ尽くす空港ショッピングへGO!
空港で買えるものは空港でゲットすべし。
まず向かったのは空港ターミナル2階出発ロビー。
女子人気ナンバーワンのスイーツショップ「オハコルテ」へ。
南国の旬のフルーツを使ったフレッシュなタルトで有名なお店ですが、
旅人のお気に入りはここの「ヒラミーレモンケーキ」。
シークヮーサー(ヒラミレモン)を使った進化形レモンケーキで
きゅっと爽やかな酸味と濃厚なバターのマリアージュが絶品。
キュートな箱やラッピングも女子心をくすぐります。
オハコルテの可愛い手提げ袋を手に次に向かうのは
同じくフロアにある1956年創業の老舗ベーカリー「Jimmy」。
ここのアップルパイは沖縄の人々のソウルスイーツ、
5箱、10箱重ねて買っていく姿も珍しくないほどですが、
今回は以前から食べたかった「ジャーマンケーキ」をチョイス。
ココナッツとクルミを甘く煮詰めたクリームが
たっぷり乗ったチョコケーキはアップルパイと並ぶJimmyの定番。
持ち帰りしやすいボックスタイプをひと箱ご購入。
さ~て、空港スイーツゲットのミッションも無事クリア。
登場時刻までまだ時間があるので、これまた恒例の空港ランチ。
3階のレストランフロアは例によって大賑わい。
いくつかある沖縄料理店の前も長い行列ができています。
まあ、こんなこともあろうかと、時間に余裕を持たせていた旅人、
まったり、のんびり、旅の余韻に浸りながら待つうちに
ほどなく店内へ案内されました。空港だもの、回転早いよね~。
沖縄旅締めくくりのランチは
アーサーそばと沖縄おでんにオリオン生♪
今回の旅の無事とさまざま出会いに感謝を込めて、乾杯。
昼間のオリオン生(笑)ともしばしのお別れね~。
鮮やかな緑のアーサーそばは香りも風味も最高。
沖縄そばはどこで食べても美味しいのと同じように
ソウルフード沖縄おでんもどこで食べても美味。
とろとろのテビチ、ほろほろのソーキ、大根、ニンジン、
昆布に島豆腐に青菜、どれを摘まんでもオリオンに合う。
名残の沖縄料理を楽しんだ後は
最後の最後、登場アナウンスぎりぎりまで過ごす場所へ。
2階出発フロアにある「宮脇書店」。
空港の書店といえば新聞、雑誌、文庫に旅のガイド本が中心ですが、
那覇空港のこの書店は沖縄本の品揃えが実に充実しているのです。
沖縄の歴史、文化、方言、料理、祭祀儀礼、八重山など離島関連本、
写真集、新書、小説、地元雑誌に時事問題などなど、
あらゆるジャンルの沖縄本が奥のコーナーにぎっしり。
旅の最後に知的好奇心をたっぷり満たしてくれる至福の場所、なのでした。
あれも読みたい、これも面白そう。
沖縄の出版文化の高さに毎回感動する幸せな時間。
今回は沖縄行事料理の本、数々の賞を獲得した「首里城への坂道」、
小説「琉球処分」、地元人気雑誌「うちなー」などなど入手
今の沖縄につながるさまざまなドラマを
北海道に帰ってからも活字を通して知ることができる。
旅先で本を買う。大切な最後の旅程もクリアしました。
なじみのお店が閉店していたり、
戦後復興を支えた市場が高層ビルに変わっていたり、
時代の変化のスピードを肌で感じることもありましたが、
沖縄の空気につつまれるとやはりほっとする。
懐かしいような、魂の深いところが安心するような。
訪れるたびに、また来たくなる。
沖縄には「さよなら」にぴったり合う言葉はないといいます。
別れの時に人々が交わす挨拶は
男性なら「また、やーさい」、女性だったら「また、やーたい」。
「明日またね」と明日へとつなぐ優しさがあふれています。
今日はお別れだけど、いつか、また会える楽しみがあるんだ。
さよならだけが人生じゃない。
さあ、登場アナウンスが聞こえてきました。
空港スイーツと沖縄本を両手に
またしても膨らんだ恋心を胸に
大好きな沖縄としばしのお別れ、いやいや、
また、やーたい沖縄。
(写真は)
那覇空港でのラストショット。
甘い南国の香りに包まれて、
また、やーたい♪



