草をかきわけ

一軒目でも

二軒目でも

ぐるっと回って〆でも良し。

草をかきわけ美味しさを追求。

白い暖簾が待っている。

台風一過。

すっきり天高い青空が戻ってきました。

日本列島を縦断した台風18号は北海道に再上陸、

道内各地に暴風、大雨をもたらし、北へと去りました。

札幌はさほど強い風ではありませんでしたが、

連休最終日、叩きつけるような雨の中、噂の生食パンを求めて

傘をさす長い行列ができていたのにはびっくり。

雨に濡れて風邪などひかなかったかしら。

さて夏の沖縄旅・終盤6日目リポート。

昼と夜と全く違う顔を持つ大人気の栄町市場で

ディープでノスタルジックな居酒屋ホッピング。

一軒目は一番人気の「べんり屋 玉玲龍(イウリンロン)」。

北京出身のマダムが黙々と包む点心は味も食感も本格的。

愛らしい焼餃子と小籠包はプチ満漢全席並みの満足度、

小皿料理に後ろ髪を引かれますが、ここは栄町市場、

人生初はしご酒と洒落こみましょう。

昭和レトロ感満載の細い路地が入り組む市場は

熱帯アジアの裏町に迷い込んだような熱気と喧騒にあふれ、

胃袋を刺激する美味しい匂い、人々の笑い声、怪しく光る電球、

ほろ酔い気分で彷徨う行為そのものが快感になってくる。

この角を曲がると人生観を変える何かが待っているような。

そう、気分は未知なる異国を放浪する青年バックパッカー。

勝手に沢木耕太郎「深夜特急」モードになる旅人(笑)。

お~っと、ここは那覇のど真ん中。

ゆいレール安里駅から徒歩5分の栄町市場だった。

我に帰って、はしご酒初心者、五感を頼りに2軒目を探す。

うろうろ、ぐるぐる、ほの暗い路地を歩き回り市場の西口へ。

ピン!野宮的美味しいセンサーが反応した。

ここは、タダモノではないぞ、

美味しい予感がする。

木をふんだんに使った和風料理店風の建物。

外壁がぐるり全面ガラス張りになっていて、

清潔な大きな白い暖簾がさりげなく目隠しに下がっている。

人が行きかう外に向かってはオープンに胸襟を開きつつ、

中のお客さんにはゆったりくつろけるような粋な心遣い。

ビール樽やワインボトルが並ぶ店先はお洒落なモッキリ風でもあり、

はしご酒デビューの2軒目にはもうぴったり。

ここに決めた。

「野菜酒場 クサワケ」。

なんてたってお店の名前が女子心をわしづかみ。

はしご酒はしたいけど、健康と美容が気になる女心を直撃。

野菜酒場。野菜系をね、もうちょっとだけね、

誰に言い訳しているんだかわからないが、とにかく中へ。

白い暖簾をくぐって店内に入れば、大正解!

外の和風な雰囲気とは一転。

間接照明やスポットライトが高いバーカウンターや

居心地よさそうなテーブル席を素敵に演出する空間。

それはお洒落で上品なカジュアルダイニングです。

メニューも島野菜を中心にした豊富な野菜料理はもちろん、

フランス料理のような手の込んだ肉料理や〆系も色々。

生ビールからワイン、カクテル、日本酒、泡盛などなど、

ちょびちょび食べたい女子からガッツリ系男子、

とにかく飲みたい呑兵衛さんまで守備範囲が実に広い。

1軒目でも2軒目でも〆でも、いつでもOKね。

人生初はしご酒。

お腹はそこそこ一杯だし、何を飲もうかな~。

軽く泡系の気分だけど、南国の夜、喉もまだ乾いているような。

お!コレだ!まさに、ジャスト・マイ・タイプ!

(過保護のカホコの初君風に・笑)

「ガブ飲みスパークリングワイン」。

氷いっぱいのジョッキで飲み干すスパークリングワインとな。

今の欲望をそのまま満たしてくれる極楽ドリンクだ。

おつまみは「べジプレート3種盛り」。

5種盛りもあるけど胃袋サイズを考えて控えめに。

「はい、お待たせしました~、がぶ飲みスパークリングと

べジプレート3種盛り、ですね~」。

威勢のいいお洒落系なお兄さんスタッフの笑顔もご馳走。

キンキンに冷えたジョッキで泡系をがぶ飲み、

くぅ~~~、たまらん!

野菜酒場人気のべジプレート。

この日は「二代目ポテトサラダ」半熟卵のとろとろと共に。

「お野菜の卵テリーヌ」はスペインオムレツ風。

「茄子の薬味のせたたき風味」もキンキン泡系によく合う。

3種盛りでこれだけ満足なのですから、

今度はお腹を空かせて5種盛り&メインも食べたいな~。

と、初参戦で早くもリピータトしたくなっている。

ここは誰に紹介しても、誰を連れてきてもきっと気に入ってもらえる。

野宮的南国お気に入りリスト入り決定。

栄町市場「野菜酒場 クサワケ」と。

ユニークな店名の由来は東京で7年暮らし、

飲食業は初めてというオーナーの宮城さんが

「草をかき分けて前進したい」という思いからつけたそう。

いいね、まっすぐで気持ちいい名前だね。

美味しい食の迷宮「栄町市場」。

どこにしようか分からなかったり、とりあえずつまみたかったり、

ガッツリ食べたかったり、まだ飲み足りなかったり、

そろそろ〆たかったり、迷ったら悩んだら「クサワケ」だ。

南国の草をかき分け前進する気持ちの良い居酒屋。

真白い暖簾が目印です。

(写真は)

一軒お洒落な和風料理風。

でもどんなニーズにも応えちゃう。

栄町市場「野菜酒場 クサワケ」。

市場西口入ってすぐ。

草かきわけなくても、すぐ見つかります(笑)。