日本代表パインアップル

蜜のような甘さ。

クリームのようなまろやかさ。

爽やかな香りと

美しく豊満なボディ。

東村が誇る日本代表パインアップル。

夏の沖縄旅2017の4日目は本島北部やんばるドライブ。

レンタカーは朝早く那覇の定宿ホテルを出発、

本島を南北に縦断する沖縄自動車道を一路北上し

終点許田ICの「道の駅」道路情報ターミナルで

貴重な地元情報をゲットしたら、まずはやんばるを山越え、

東海岸へ抜けて、花と水とパインの村東村(ひがしそん)へ。

本日の重要ミッション、国産パインアップルの最高峰、

超レアな「ゴールドバレル」を産地でゲットするためです。

日本一のパイン生産地沖縄県で

20年以上の歳月をかけて品種開発された新品種。

果実が大きく果肉が柔らかい「クリームパイン」と

糖度が高く酸味の低い「マクレガーST-!」を交配、選抜して誕生、

果肉が金色で樽(Barrel)のような形をしていることから

平成10年「ゴールドバレル」と命名登録されましたが、

まだ生産量が国内パインの1.6%と少ないために

市場に出回ることはあまりない激レアなお宝パイン。

去年の沖縄旅で訪れた東村で偶然に出会い、

そのあまりの美味しさに衝撃を受け、

今回も絶対ゲットしようと再訪したのでありました。

台風接近の影響で雲が増えてきた空も気になりますが、

まずは何はなくとも「ゴールドバレル」確保、であります。

だって、昨日、念のため電話確認してみたら、

「本日は20個ほど入荷予定、明日は未定、朝10時までなら大丈夫」と

かなり焦る状況でしたからね~、だから朝8時に那覇出発したわけで。

朝一番で高速を飛ばして東村に直行する旅人もかなりレアかも(笑)。

山越えの331号線から県道70号線へ。

曇り空でも濃い青が美しい東海岸に出てほどなく、

ああ~、見えてきました、見覚えのあるお日さまランドマーク。

東村特産品加工直売所「サンライズひがし」です。

まだ朝10時過ぎとあって駐車場にはほとんど車はありません。

まだ・・・大丈夫か?買えるか?私のゴールドバレル。

だって、那覇市内だって、ほとんどお目にかかれないんだよ。

我がいとしのお宝パイン。

いささか前のめりでサンライズひがしの店内へ。

入ってすぐのコーナーに目指すお宝発見。

あった~、間に合った~。

本日入荷したばかりの希少な「ゴールドバレル」であります。

まだ収穫シーズン初めとあって少し小ぶりですが、

1、2、3・・・ざざっと数えて14,5個か。

ほっと心を落ち着けて、大きめで「特A」タグをつけたものを選ぶ。

どれも甘くて美味しいのですが「特A」はさらに別格。

「ゴールドバレル」のブランド化に取り組む東村では

平成12年に研究会を設立、生産農家や県などが参加し、

栽培方法の確立やマーケティングを実施、

さらに昨年から最高峰パインとしての信頼性を高めるため、

出荷基準を平均糖度15.8以上に厳格化、

基準をクリアしたパインにだけ東村のタグをつけていて、

「特A」はその最高ランク。

朝早く、那覇から高速走って、

いやもっと言えば札幌から飛行機に乗ってやってきた旅人、

慎重にふっくら樽型のゴールドバレルを品定め。

「これ、札幌まで送って下さい!」とと意気揚々、

三つほど選んでレジに持っていきます。

「良かったです、買えて。昨日お電話はしておいたんですけど」と

ゲットできた喜びにほっとしていると、

「そうなんです、ここに来て頂かないと、今、本当に手に入らないんです。

テレビに出ちゃって、ちょっと大変なことになっていて・・・」と

レジの女性スタッフが苦笑する。

つい先日NHKの「うまいっ!」で東村のゴールドバレルが紹介され、

オンラインでの注文が全国から殺到し、サーバーがパンク。

現在、通信販売は一時中止しているそうなのです。

「まだ収穫初めなので尚更数が少なくて、

7月中旬以降にはもう少し入荷してくるとは思うんですけど、

今はここにいらしてもらうしかないんですよね」。

ひょえ~、恐るべし。全国放送。

やっぱり、滑り込みセーフ、だったわけだ。

あ~良かったと一安心しながら店内をクルージング。

去年も買った東村産の緑茶お徳用パックと

「カロッテ洋菓子店」の東村産果物を使った焼き菓子、

東村産パインのコンフィチュールなどなど、

「これも下さい」とレジに持っていくと

レジ横に魅惑的なフローズンドリンクサーバーを発見。

「東村産パイン100%」「一杯200円」と控えめなポップも。

機械はぐるぐる準備中のようでしたが、「もうOK」とのことで

早速、できたて「東村パイン100%」のフローズンドリンクを注文。

「はい、どうぞ、全部ゴールドバレル使ってます」と

お姉さん、さらっと凄いことをついでのように言う。

ひょえ~!ゴールドバレル100%が1杯200円!?

やった、高速走ってきて、札幌から飛行機乗ってきて、良かった。

ゴクリ・・・う・・・うんまぁ~~~~~い!!!

蜜のようなとろける甘さ。

カスタードクリームのようなまろやかさ。

濃厚な香りと甘さをひきたてる程よい酸味。

「完璧」と書いて、東村産ゴールドバレル、と書く。

さすが最高峰、超レアなお宝パインアップル。

世界で一番贅沢なフローズンドリンクかもしれない。

何度も言うけど、これが一杯200円。

花と水とパインの村からの贈り物だ。

な~んて旅人がしみじみ感動している間、

気づかぬうちに何組かのお客さんが来店、

宅配便のお兄さんが出たり入ったりしていたようで、

帰り際、ふとさっきの売り場を見ると、

まじっ?10個以上あったゴールドバレルがほぼ完売。

小さなパインがぽつんと一個切なく残っているだけ。

「朝10時に来てもらえば」との事前情報は当たっていた。

恐るべし、ゴールドバレル人気。

沖縄本島北部、やんばる地域の東海岸。

人口2000人ほどの小さな村では

世界に向けて自慢できる最高峰パインが作られています。

香港やシンガポールなどの高級百貨店への出荷も決まり、

アジアや世界が憧れる宝石パインとしての地位を

確立しつつあります。

やんばるの小さな村の大きな甘い挑戦。

「カンブリア宮殿」とかも取材に来ちゃうかも?

また、注文殺到しちゃうかも?

余計なおせっかい、老婆心を膨らませながら(笑)、

無事ミッションクリアした旅人は、

ますます雲が多くなってきた空の下、

さらに北へと車を走らせるのでした。

(写真は)

飛行機に乗って、

高速走って、無事ゲット!

国産パインの最高峰

「東村産特Aゴールドバレル」。

パインの概念が変わります。

まるでカスタードクリームのような、

革命的な美味しさ。