西海岸でコーヒーを沖縄夏旅2017・vol.11
卓越した香りとともに
ハイブリッドな旅。
無機質でシンプルな空間と
セルリアンブルーの海。
沖縄西海岸でコーヒーを。
梅雨明け夏本番の沖縄旅の2日目。
那覇からレンタカーでやちむんの聖地読谷村へ。
恋する器を求めてお気に入りの工房ギャラリーを巡り、
作家プロデュースのカフェ&ギャラリーで至福のランチの後は
フェンスの向こうを一望できる道の駅かでなへ立ち寄り、
琉球産業の大恩人、甘藷を伝えた野國總管さんの銅像へご挨拶、
強烈な午後の日差しを受けながら、
車は北谷町美浜地区にやってきました。
基地返還後に再開発された美浜アメリカンヴィレッジ。
いつも大勢の観光客や地元の人で賑わい、
英語、中国語に韓国語などなど様々な言語が飛び交う、
ちゃんぷるーな商業空間には次々と独創的なショップがオープン。
まずは一番海沿いのビルの2階にある「Timeless chocolate」へ。
世界のカカオと沖縄の島ザラメで作られたビーン・トゥ・バーに感動。
沖縄の素敵が集う社交サロンのようなチョコレート工房を後に
海風がそよぐ外階段を下りて1階へ。
あれ・・・?あたし、瞬間移動しちゃった?
ここは・・・どこ?アメリカ西海岸?
お洒落なインダストリアルなコーヒースタンド、
それとも・・・NYブルックリンにワープしちゃった?
目の前には美し過ぎるセルリアンブルーの海、
素敵なデザイン空間、ハイセンスな多国籍なお客さんたち、
どこか外国の港町にいるような気分になる。
それが最高にハイセンスなコーヒースタンド、
「ZHYVAGO COFFEE WORKS OKINAWA」。
(ジバゴコーヒーワークスオキナワ)
噂には聞いていたのです。
美浜の一番海沿いに、すんごいコーヒースタンドができたって。
実物は想像をはるかに超えた素敵さだった。
だってこんな風景、北緯43度では想像すらできないよ。
沖縄の西海岸とアメリカ西海岸が重なったようなハイブリッド空間が
ここに出現したのは2015年夏。
沖縄の高感度なコーヒー文化、商業文化には
もはや敬意を表するしかありません。
この地で人気のレストランなどを経営するオーナーが
一杯一杯丁寧に淹れたコーヒーを味わいながら
新しい沖縄西海岸の楽しみ方を提案したいと
アメリカ・ポートランドへ足を運び、
豊かな自然と食を活かすライフスタイル、DIY精神、
助け合い、ローカリズムと言ったムーブメントに触れ、
「自分らしく生きる」「心技一体」を理念にした
沖縄発のコーヒースタンド「ZHYVAGO」を立ち上げたのです。
もうね、素敵すぎるのよぉ、お店の外景、テラス、内部、
どこをとってもインスタジェニック。
どこを写してもお洒落なグラビアになっちゃう。
NYブルックリンのようなロンドンの古工場のような、
ボイラーや無骨な木材を男たちが真剣にトンテンカンテン、
美しい汗を流して作り上げたような店内デザインは秀逸。
どこにも手抜きはないけれど、そこかしこに温かみがある。
物凄くハイセンスだけど、人を拒否しない。
誰でもウェルカムな大らかさが、
ここは沖縄西海岸だったって思い出させてくれる。
というわけで、土曜日の午後、お店は満員御礼。
でも店内には座れなくても外のテラスや海沿いのプロムナードは
心地よい海風に吹かれながらコーヒーを楽しめる特等席。
那覇から車で40分ほどで思わぬ外国旅行気分が楽しめる。
ポートランドのような、シアトルのような、
ロンドンの下町のような、ブルックリンのような、
でも眼前に広がる美しい青い海は、
愛すべき沖縄西海岸。
確かな技術のバリスタが
道具の一つ一つを大切に扱い、
一杯一杯心を込めながら淹れてくれるコーヒー。
店内から見るテラス席も、プロムナードに置かれた古い自転車も
美しい影を落とす椰子の木も、セルリアンブルーの海も
何もかもが愛おしくなる。
大切なことって、なんだっけ。
日常の暮らしで忘れがちなこと、
沖縄西海岸のコーヒースタンドなら
きっと思い出す。
素敵なヒントがいっぱいだ。
沖縄西海岸で、コーヒーを。
(写真は)
ね?
まるで外国の港町みたいでしょ?
沖縄の素敵と西海岸の素敵がハイブリッド。
コーヒー一杯に、酔えます。

