コロポックル降臨
ピンポ~ン♪
インターホンの画面に映るのは
宅配便のおにいさん。
細長い大きな箱を抱えている。
果たしてその中身とは?
開けてビックリ。
コロポックルが我が家にやってきた?
大きな緑の葉っぱに覆われていたのは
巨大な巨大な「ふき」。
足寄町の特産物「ラワンブキ」。
北海道遺産にも指定されている日本一大きなふきが
3等分程にカットされ整然と並んでいるではありませんか。
これはサプライズ度120%。
夫の知人が珍しくて、しかも美味しいからと
今が「旬」の巨大ラワンブキを送ってくれたようです。
感謝と同時に、改めて、その巨大さに驚愕。
以前に足寄町に立ち寄った時に加工品などを見た記憶がありますが、
リアルで、ガチな(笑)生ラワンブキは初めて。
カットされても、デカい。
足寄町の螺湾川に沿って自生するラワンブキは
高さ2~3m、茎の直径は10cmに達し、
明治の開拓時代には4mサイズも珍しくなかったとか。
種類としてはアキタブキらしいのですが、
どうして螺湾川沿いのものが巨大化するのか
実はよくわかっていないらしい。
水分が豊富で砂質の土壌に恵まれた自然豊かな環境が
フキにとってよほど住み心地がよいのでしょうね。
雨が降ったら大きなふきの葉を傘にする。
北海道の子供たちなら一度は試したかった伝説の「コロポックル」。
普通サイズのふきではなかなか難しいですが、
この巨大ラワンブキなら大人でも楽勝でコロポックルになれます。
アイヌ語で「ふきの下の人」を意味する伝説の存在。
箱の中ではその大きな葉っぱがフキが乾燥しないように
包み紙代わりにふわりとかけられていました。
頭の中でカットされた茎と葉っぱをつなげて
こうして傘にして、雨をしのぐのよねぇ~、
エア・コロポックルになってみました(笑)。
しかし、ラワンブキって自生しているんじゃなかったっけ?
ふと宅配便の箱を見ると「永井農園」の文字が。
農園・・・?この巨大フキ、農園で育てているの?
実はかつて自然環境の変化で生産量が減少してきた時期があり、
1988年にJAあしょろがラワンブキの増殖方法を編み出し、
安定した生産が可能になったのだそうです。
ということで「ラワンぶき」はJAあしょろの登録商標、
そのブランド維持のため、種苗は足寄町外に持ち出し禁止。
送られてきたコロポックル級の巨大フキは
地元で大切に生産されている立派な農産物なのでありました。
なるほど、大きな葉っぱの下にはちゃんと説明書も。
「足寄町特産 6月の旬は ジャンボラワンぶき」とな。
おおお、説明書の写真が笑える~。
3m超えの巨大フキとエゾシカの2ショット。
「農場のふき畑にエゾシカがやってきました。
ラワンぶきと比べると鹿が小さく見えます」。
うふふ、お隣のシカも小さく見えまぁ~すっって、
昔、流行ったCMコピーを思い出します(笑)。
ふむふむ・・・。
「肉質柔らかでカルシウム、マグネシウム、食物繊維が豊富、
シャキシャキとした歯触りと新鮮な香りをお楽しみ下さい」とな。
確かに爽やかなふき特有の芳香が漂ってきますが、
しかし・・・3等分にカットされても・・・デカい、長い、太い。
通常の「ふき」の範疇を超えた巨大サイズに
しばし、箱の前で、茫然・・・・。
さあ、コロポックルも驚く
でっかなでっかな「ラワンぶき」、
どうやってお料理するのか?
初夏に旬を迎えた巨大フキとの格闘(笑)については
また明日。
結果、超絶美味だったことだけは
お伝えしておきましょう!
続報をお楽しみに。
(写真は)
食卓テーブルを占拠。
足寄町特産「ラワンぶき」。
3等分にカットされても全長1m超え。
あく抜きは?皮むきは?そもそも入るお鍋はあるのか?
さあ、どうする?

