シベリア新幹線

広大な大地をひた走る

夢の大陸鉄道。

甘いお菓子で

春のシベリアを旅しよう。

いや、だから、シベリアだって(笑)。

「おっ、ロシアだ」

「違う、シベリア!」(笑)。

昨日のお茶のお友をめぐる夫婦漫才。

ご近所スーパーで発見、購入したお菓子は

カステラで羊羹をサンドした例のレトロ感満載なアレ、

その名は「シベリア」、ロシアではありません。

「シベリアもロシア連邦領じゃん」、

夫の負け惜しみはスルーして、さあ、お茶時間。

「1918年(大正7年)のシベリア出兵の年に売り出されたから」

「断面の模様がシベリアの凍土に似ているから」

「羊羹にカステラのオーバーを着せたから」などなど、

「シベリア」という不思議な名前の由来は諸説ありますが、

今回購入した青森の工藤パン製の袋には

「シベリア鉄道の線路に見立てたという説があります」と

書かれていました。

う~ん・・・どうでしょう、カステラが白い大雪原、

羊羹部分がシベリア鉄道の線路に・・・見えなくもない、か。

大正から昭和初期にかけてミルクホールやパン屋さんで

ハイカラなお菓子として人気だった「シベリア」、

今では昔ながらのパン屋さんやスーパーの片隅に

ひっそり置かれているイメージがありますが、

どっこい、青森の工藤パンのシベリアは超現役らしい。

パッケージには「青森発」と鉄道チケットを模したイラスト、

さらにシベリア鉄道?らしき列車も描かれています。

いや・・・?よぉ~く見るとパンタグラフ?

大雪原をひた走るシベリア鉄道というよりは電車っぽいのはご愛敬。

さらによぉ~く観察すると「KD910」との車両ナンバーも。

KD・・・910・・・クドウ・・・?

愛社精神満載のシベリアだ。

青森の工藤パンといえば、

マーガリンとグラニュー糖をサンドした超ロングセラーパン、

県民ソウルフード「イギリストースト」が有名ですが、

四角くカットされた「シベリア」も長く愛されています。

そのお味は・・・う~ん、美味しい。

カステラはしっとり、はさまれた羊羹も漉し餡の風味を損なわず、

程よい塩加減が絶妙にマッチ、緑茶によく合います。

それにしてもご近所スーパーに青森の工藤パン製品が入荷とは。

もしかして、これも北海道新幹線開業効果、でありましょうか。

夢の新幹線が津軽海峡を渡ってこの春で1周年。

北海道と青森、ヒトとモノの行き来もどんどん活性化、

青森県民パン「イギリストースト」が入荷する日も

そう遠くないかもしれない、ね。

電車っぽい「KD910」シベリア鉄道の絵柄を微笑ましく眺めつつ、

長く厳しい冬を越し、一斉に花咲くシベリアの春を想う。

札幌延伸が待たれる北海道新幹線。

いっそのことシベリアまで延ばしちゃう、なんてね。

夢のシベリア新幹線(笑)。

(写真は)

青森発工藤パンの「シベリア」。

沖縄奥産の緑茶にも合うけれど、

子供のおやつには

ぜひ北海道産牛乳と、ね♪