雪のプリマドンナ
やった!
W杯最多タイ53勝!
さらに高く、
さらに遠く、
サラは雪の女王になる。
来年の平昌冬季五輪の会場で開催された
ワールドカップのジャンプ女子第18戦で
高梨沙羅選手が今季9勝目、通算53勝を挙げ、
男子のグレゴア・シュリーレンツァーウアー選手が持つ
歴代最多記録に並びました。
2011年史上最年少での初優勝以来6シーズン目で達成、
勝率は何と6割、まさに驚異的、歴史的な快挙であります。
身長152cmの小さな体が成し遂げた世界的大記録。
今朝の北海道新聞も1面、スポーツ面、社会面と
各面が各方面から取り上げる、沙羅ちゃん祭り(笑)。
球技は「苦手というかできない」と苦笑いする高梨選手ですが、
彼女のジャンプを分析すると、空気抵抗の値は他の選手の半分、
さらに踏切時の両足の力の入れ方が左右ともほぼ同じだなのだそうです。
左右差がない選手はめったにいないとか。
その秘密の鍵を握るのが4歳から始めたバレエ。
小さな沙羅ちゃんが踊るバレエの映像を見れば納得。
可愛らしさも抜群ですが、柔らかな膝、軽やかな身のこなし、
そしてふわりと空中に浮くバレエジャンプに魅入ってしまいました。
まるで空中で一瞬止まったように見える滞空時間の長いジャンプは
北海道が誇るバレエダンサー、世界の熊川哲也を彷彿とさせるほど。
沙羅ちゃん、バレリーナとしても大成したかもねぇ。
専門家も高梨選手の抜群のバランス感覚、柔軟性は
小さな頃からレッスンしてきたバレエにあると指摘。
確かにバレエのジャンプは片足跳びや両足跳びなど色々な種類があり、、
力の入れ方やバランスに左右差があっては美しいバレエになりません。
当時のバレエの先生も「群を抜く練習熱心さと集中力」と証言していますが、
舞台の上で美しく魅せるための努力が
雪のジャンプ台で開花したということですね。
バレエのジャンプのポイントは5つ。
①ジャンプ前のプリエ ②飛び上がる ③空中でのポーズ
④降りてくる ⑤着地のプリエ。
「プリエ」とは両足の膝を軽く曲げるバレエの基本動作ですが、
ジャンプのポイントはスキージャンプの構成と全く同じですねぇ。
ジャンプ前は床をしっかり捉え、素早く空中へ飛び上がり、
出来上がったポーズを空中で維持、膝を柔らかく使って美しく着地。
雪のプリマドンナの美しいテレマークに世界は魅了される。
そういえば最近は体幹強化や柔軟性向上のため
バレエやピラティス、ヨガなどを
トレーニングに組み込むアスリートが増えていますね。
身体をしなやかに効果的にバランス良く使うことによって
美しいフォームにが完成し、その結果、パフォーマンスが上がる。
サッカーの長友選手はヨガ本まで出してますもんね。
今や、筋肉を美しく鍛える時代。
それにしても妖精パックらしき役を踊る小さな沙羅ちゃん、
愛らしかったな。本当に空中を飛びまわる妖精みたいだった。
今やその精密な動きから「ジャンプの申し子」と賞賛される高梨選手、
ワールドカップ次戦は3月12日ノルウェーで行われます。
歴代最多の54勝めざして、誰よりも遠くへ、誰よりも美しく跳んで。
小さな妖精は、雪のプリマドンナになる。
(写真は)
夫がバレンタインで頂いた栗最中(笑)。
高梨選手も試合中、ウォーミングアップ終了時などに
小さなどら焼きなど和菓子を口にすることがあるらしい。
こまめな糖質補給も勝利のポイント。
可愛い姫栗最中もおすすめね。

