2017年謹賀新年

明けましておめでとうございます。

2017年が始まりました。

新しい年も変わらずコツコツ、

日々の徒然を綴っていく所存でございます。

今年もよろしくお願いいたします。

札幌も穏やかな元日を迎えています。

清らかな白い雲のはざまに

うっすらのぞく生まれたばかりの青空。

一夜明けただけなのに何もかもが新鮮に感じます。

年が改まることで人はこうしてリセット繰り返し、

前を向いて歩いて行けるのですね。

天空とともに生かされていることに感謝の新年です。

朝一番に起きて、家族を起こさないようにそっとカーテンを開け、

新年最初の若水を汲み、二人の亡き父にお供え、手を合わせたら、

さあ、我が家的甘辛二刀流お雑煮の準備。

鮭や鶏肉、金時人参、京芋、大根に三つ葉、柚子、いくらを載せた

澄まし仕立てのお椀と、小豆あんたっぷりにお椀を

同時二種類セットで頂くのが長年の我が家の伝統。

新潟出身の夫が親しんできた実家の流儀がルーツなのですが、

はたして新潟県人すべてが

この甘辛二刀流お雑煮かどうかはわかりません(笑)。

かなり限定的な個人的な習慣かもしれませんが、

しょっぱい、甘い、しょっぱい、甘いのループは魅惑的。

新潟にご縁がなくとも、一度お試しください。

けっこう、ハマります。

「お餅何個~?」

起きてきた家族にお餅の希望個数を尋ねると、

「2個2個の4個」とぁ「1個1個~」「甘いのだけに1個」等々、

それぞれの答えが返ってくるのも我が家のお正月の風景。

お米の国の人、新潟県人の夫は毎年元気に4個(笑)。

「はいは~い」と言いながら、1年に1度登場するお椀を桐箱から出す。

岩手県平泉の秀衡塗の大名椀。

陸奥の国平泉で百年の栄華を極めた奥州藤原氏。

その最盛期の三代秀衡が作らせたと言われる漆器の名品。

桐箱の蓋を開け、薄紙を包まれたお椀をそっと取り出します。

ふっくらとした優しい形、どっしりとした高台、

艶やかな黒漆に施された菱形の金箔、有職菱紋が美しい。

今年もお目にかかりましたね。お雑煮の朝ですよ。

一つ、二つ、三つ、四つ・・・、そうだよね、四つでいいんだよね。

五客一揃えの箱に今年も一つ残る。

父が生きていた頃は、五客全部箱から出していたんだよなぁ。

もう父が亡くなって何年も経つのに、

毎年、元日の朝が来るたびに、

桐箱にたったひとつ残されたお椀を見ると、一瞬きゅんと、せつなくなる。

大して話もしなかったし、格別仲良し父娘でもなかったのに、

いなくなると、ずっと、淋しい。

こうして故人は心の中で生きていくんだね、きっと。

おっと、キッチンではお雑煮のお鍋がイイ感じ。

お餅も柔らかくなった、小豆あんも温まった。

さあ、一人二椀甘辛二刀流のお雑煮を

夫と息子と母と私、家族四人で囲む2017年元旦。

家族みんなが健やかで、それぞれが元気で頑張れますように。

一番大切なものは大事な人たちの笑顔。

感謝の心を忘れずに今年も一歩一歩歩いていこう。

空の上までお雑煮の匂い、届いたかな。

家族そろって謹賀新年。

心の中で全員集合した朝でした。

・・・う・・・ちょっと食べ過ぎ?(笑)。

(写真は)

かなりユニーク?

一人二椀甘辛二刀流お雑煮。

おだしは礼文の超高級昆布と

沖縄のかつお節と本土のかつお節を半々で。

日本列島の北と南の旨みがちゃんぷるー。

う~、めっちゃ、美味い!