待つこと
三歩進んで二歩下がる。
雪深い参道、
初詣の人波で大渋滞。
でも進んでいないようで進んでいる。
新年早々、人生を知る(笑)。
穏やかな元日となった昨日の札幌。
お雑煮を食べた後は腹ごなしをかねて(笑)、
ご近所の北海道神宮まで初詣。
冬の日差しが雪に反射して眩しいほど。
風もなく絶好の初詣日和・・・
と思ったのは我が家だけではなかった。
参道に通じる円山公園から大渋滞。
毎年、真夜中の参拝は凄い人出のようですが、
昼間の初詣はここまで混んでいないはず、なのに、
雪深い公園には善男善女の長い長い行列が出現。
大人の腰よりも高い積雪、道幅が狭いのもあって
全く遅々として進まない。
三歩進んでは止まり、また三歩進んでは止まり、
いったいいつになったら神様に会えるのか(笑)、
でもこんな大渋滞でも誰もイライラしていません。
和気あいあいお喋りしながら人波に身を委ねている。
いいね、お正月は、いいねぇ。
三歩進んで二歩下がるような牛歩ペースでも
のんびりのんびり列は前へ進み、
気がつけば本殿の超巨大お賽銭スペース前に到着。
家族の健康と幸福を願い、二礼二拍手一礼。
参拝の後に引いたおみくじは
夫も母も私も全員「大吉」。
神様、よ~くわかりました。
人生、思うように進まないときも
焦らず、くさらず、前を向いて一歩一歩、ですね。
あせらず「待つ」大切さ、
大晦日パーティーでも実感しました。
メインは頂き物の超豪華黒毛和牛ステーキ肉。
おそらくA5ランク級の逸品らしく、
焼く前に室温に戻し、直前に塩、胡椒しようと
そっと触れたら美しい霜降り肉は
私の手の体温でたおやかに融けていきそうだった。
やばい、どうしよう、めったにお目にかかれない
極上肉、緊張するぅ~。
事前にスマホ検索しておいたプロの手順を
もう一度反芻し、息子をキッチンに呼び、
タイムキーパーに指名。
「いい?行くよっ、ハイッ強火で30秒、計って!」「うっす」、
「で、弱火にして60秒、計って!」「うぃっす」、
「ひっくり返して更に60秒、いい?計って!」「うぃ~っす」。
ガタイのいいタイムキ―パーが最後に気を利かして
スコッチウィスキーでフランべ。いい仕事するじゃない。
で、火を止めたらアルミホイルでお肉を包み、
焼いた時間と同じくらい、じんわり休ませるのです。
強火でガンガン焼くのは火傷させているのと同じ。
優しい弱火でじわりと熱を加え、
あとは優しくくるんで休ませる。
お肉も子育ても同じだなぁ。
強く叱ってばかりでも、焦ってもいけない。
いい頃合いになるのを「待つ」のが大切。
ごめんねぇ。
もうちょっと早くこんな極上肉に出会っていたら、
アタシの子育てももう少し優しくのんびりできたかも(笑)。
ガミガミ叱ってばかりの母ちゃんだったね。
な~んて秘密の贖罪はこっそり胸にしまい、
息子の好物の手料理をあれやこれや並べる、
大晦日の母、なのでした。
おっと、今朝は
そんな息子が早くも進学先へ戻るのでした。
オムレツにカリカリベーコン、
全粒粉トーストに林檎ジャムでも添えて、
母ちゃんワンプレート、作りますか。
あっという間の年末年始帰省、終了。
ま、元気でね。
(写真は)
ほんのり薔薇色。
絶妙な焼き加減。
めったに会えない(笑)黒毛和牛極上ステーキ。
あの、マジに、歯ぐきで噛める。
極上塩&わさび、ガーリック醤油バターソース、
そそてモデナ産極上バルサミコを煮詰めて作った
特製バルサミコソースで頂きましたぁ。
天国は、すぐそこにあった(笑)

