エレガンス・バランス

曇り空のワシントン。

先行き不透明な時代を

象徴するような小雨模様の空の下、

美しい水色のドレスに世界が注目。

あのドレスのデザイナーは誰?

日曜日の朝刊もトランプ大統領就任関連の記事で

一面から社会面まで埋め尽くされています。

就任演説全文も日本語対訳とともに掲載されていましたが、

「小学生レベルの単語「けんか腰で挑発」と

日米専門家諸氏の分析も辛口モードがほとんど。

確かに「strong」「rich」などなど直球の形容詞が多く、

日本語訳も必然的に難解な単語が少なくなるため、

難しい漢字もなく、平仮名が目立ち、ぱっと見、

紙面から受ける印象も演説というよりは作文という感じ。

評価はさておき、分かりやすさでは歴史的、かも。

懸念モード満載の記事の中で

唯一?といっていいほどメディアも好意的だったのが

就任式に臨んだメラニア夫人の水色のドレス。

グレーの冬空にぱっと映える美しいアイスブルー。

エレガントなシルエットのワンピースにショート丈のジャケット、

同系色のロンググローブとハイヒールを合わせた上品な装いは

ファッション的にはかなりの高得点、エレガントでした。

で、気になるのが、そのデザイナー。

メラニア夫人のドレスをめぐっては

大統領就任前から着用拒否を表明するデザイナーが相次ぐなど

当日、誰のデザインのドレスを着るのか注目が集まっていましたが、

「メラニア夫人が選んだドレスは『ラルフローレン』」。

ファッションサイトは「速報」で伝え、一般紙でも報じられていました。

な~るほど、ラルフローレンねぇ、納得納得。

アメリカン・エレガンスを追求する伝統ブランドらしいドレス。

素材はカシミア、だとか。ですよねぇ~。

中継画面を通しても素材の極上感は伝わってきましたもの。

就任式、パレードと冬空の屋外で長時間行われるイベント、

ちゃっちぃ生地ではファーストレディが風邪ひいちゃう。

上品なアイスブルー、シンプルでエレガントなシルエット、

個人的にはかなり好き、ちょっと着てみたくなりました、が、

相当お腹あたりがシュッとしてないと(笑)かなり危険なデザイン、

さすが元モデル、メラニア仕様のドレスであります。

でも、いくらカシミアでも冬のワシントンは寒かろう。

就任式に参加したほかの女性たちも含めて

密かにヒートテックを着用してたり、なんてないのかしら。

一枚着ると違うわよぉ、なんて大きなお世話か。

ちなみに前ファーストレディーのミシェル夫人はジェイソン・ウー、

トランプ大統領の長女イヴァンカさんはオスカー・デ・ラ・レンタの

ドレスを着用したそうです。どれも素敵でしたね。

で、注目は大統領選で戦ったヒラリーさん。

上品なホワイトスーツが印象的でしたが、

なんとメラニア夫人と同じラルフローレンのデザインらしい。

深刻なアメリカの分断が不安視されていますが、

就任式のワシントンに花開いた美しいファッションに関しては

トランプ&クリントン、揃って同じアメリカンブランドを着用。

はからずも絶妙なエレガンス・バランス、とも言えるかも。

あ、そうだ、ドレスのデザイナーは判明したけど、

メラニア夫人がミシェル夫人のプレセントした、

ティファニーらしき青いボックスの中身も気になるなぁ。

「お隣のテイファニーで見つけたの」なんて渡してたり?

平たい箱だからお皿かなんかかなぁ。

テイファニーブルーの秘密、ちょっと気になる、よね。

(写真は)

大寒過ぎても、なお寒さの底。

春を待ちわびる和菓子たち。

桜餅に桜饅頭、苺大福。

アイスブルーも素敵だけど、

桜色の和菓子にぞっこん。