定食の哲学
クリームシチューに味噌汁は
合う?合わない?
定食メニューの果敢なる挑戦。
日本食の懐は深いなぁ。
シチューmeets味噌汁。
牛丼でおなじみの松屋の新メニューが
ちょっとした話題になっているそうです。
今朝のめざましテレビでも取り上げていましたが、
確かに、合うような?合わないような?
それは「クリームシチュー定食」。
クリームシチューをメインにご飯&味噌汁がついた定食。
ほかほかのシチューは美味しそうだけど、
味噌汁はどうだろう・・・?
そこでカメラが店内ウオッチング。
するとオーダーした18人中17人が味噌汁を飲み、
手をつけなかったのはたった1人。
クリームシチューと味噌汁、合うのか?と思いましたが、
17人ほぼ全員が定食を食べ終えた〆として味噌汁を飲んでいました。
「シチューと一緒はちょっと」「〆に飲むと落ち着く」などなど。
ふ~む、シチューと味噌汁、同時に食べる人はいなかった。
合うのか、合わないのか、結局よくわからない。
提供している松屋によると、
松屋の定食には味噌汁はつきもの、期待を裏切れない、とのこと。
そうか、シチューと合う、合わないというよりも、
あるのが当たり前の味噌汁がないことで落胆させたくないってわけね。
確かに、カレーでもシチューでも味噌汁作るお家もあるもんね。
汁物+汁物であろうと、ちょいとお腹がたぽたぽしそうでも、
日本の定食に味噌汁は欠かせない。
これはこれで既に哲学とも言える。
ならば・・・パリで出会ったあれも、哲学だったのか。
場所はパリの知性が集う洗練されたカルチェ・ラタンの日本食レストラン。
10年以上前の家族旅行で訪れたパリで
夫と小学生だった息子が急に寿司を食べたいと言い出し、入ったお店。
当時から既にパリでも日本食、寿司ブーム、
そのお店も行列ができるほどの盛況ぶり。
大学教授風のムッシュなどがワイン片手に寿司をつまむ様子など眺めていると、
「Et voila(はい、どうぞ)」と注文したメニューがやってきた。
おにぎりみたいにデカイ握り寿司と味噌汁、
小さな前菜のお皿とともに、何と白いご飯が。
お茶碗に堂々と盛られたご飯に私たちは目を白黒(笑)。お寿司にご飯?
合う、合わない以前に頭が混乱する。
恐る恐る周りを見れば、お洒落なパリジェンヌが白いご飯に醤油をかけて、
それは優雅に美味しそうに食べていた。
10年以上前のパリ、セーヌ左岸で目撃した衝撃の風景だ。
でも、日本の定食にご飯は欠かせない。
握り寿司定食にご飯、
これもある意味、定食の哲学を踏襲した結果、か。
クリームシチューに味噌汁の映像を見ていて、
あの衝撃的な旅の一コマが鮮やかに蘇ってきたわけで(笑)
今もカルチェラタンのあの寿司レストランは健在だろうか。
和食が世界文化遺産に登録された今も
寿司定食に白いご飯がついてくるのだろうか。
冬のパリはノエルの季節。
美しいだろうなぁ~。
行ってみたいなぁ~。
パリの定食事情、視察に行きたいなぁ~。
なんてね(笑)。
(写真は)
苫小牧沼の端地区の絶品イタリアン
「Regalo da Jfarm」のランチコース、
メインは地元産ジャージー牛の赤ワイン煮込み。
ジャージー牛は濃厚なミルクで知られますが、
実はそのお肉は柔らかく、コクがあって超美味。
じゃがいものピューレとトリュフが
美味しさの三重奏を奏でる。
うふふ、幸せ。

