今年の一皿
えっと・・・、
ちょっと、ちょっとならね、
ホントにちょっとならいけるんだけどね、
わしわし大量消費のパクチストへの道は
遥かに遠い、遠すぎる(笑)。
2016年「今年の一皿」は「パクチー料理」。
その年の世相を反映し、象徴する「食」を選ぶ「今年の一皿」に
選ばれたのは、超個性派野菜のパクチーでありました。
コリアンダー、香菜とも呼ばれるセリ科の野菜、
独特のインパクトある香りが「クセになる」「ハマる」人が急増、
エスニック料理の薬味的存在からサラダ、鍋と主役に出世、
その愛好家を指す「パクチスト」なる造語も生まれたほどの大ブームに。
好きな人は好きなのだ。
パクチストたちにとって追いパクチー(パクチーの追加注文)は常識。
まるでレタスか水菜みたいに、あのパクチーをむしゃむしゃ、
今だに独特の香りを克服できないアタシはただただ尊敬。
メキシカン料理のワカモレ(アボカドディップ)に
葉っぱをピリピリ・・・小さくちぎって恐る恐る投入するのが限界。
今年はもう無理だから、来年こそ・・・。
2017年の目標、「パクチーと仲良くなる」(笑)。
代わりに野宮的「今年の一皿」に推薦したいのが
昨日のランチで出会ったトマトのパスタ「pomodoro」。
我が人生の中でもベスト3に入る究極美味でありました。
お店は野鳥の楽園ウトナイ湖が広がる苫小牧東部、
沼の端地区にある「Regalo da Jfarm」。
これを食べるためだけに旅する価値のある一皿です。
もはや、感動の域。
何が違うって、使っているトマトが違う。
まるでスイーツのような「高糖度トマト」を惜しげなく使用。
で、このトマトがこれまた、ただのトマトじゃない。
トマト栽培に必要な太陽からの贈り物、エネルギーをしっかり受け止めるために
苫小牧東部の最先端ハウスで最適な温度、水分などを高度な技術力で整え、
大切に育てられた宝石のような高糖度トマトなのです。
糖度は10以上、同時に酸味もしっかりあり、ぎゅっと凝縮された抜群の味。
こんな宝石トマトは苫小牧で生産されてるって、
北海道は、凄い。
「Regalo da Jfarm」は
最先端ハウスでトマトやベビーリーフなどを生産している
Jファームのアンテナ・レストラン的存在のお店。
「Regalo」とはイタリア語で「贈りもの」のこと。
最先端技術と農業の美味しいコラボ、
スマート農業からの美味しい贈り物を味わえるイタリアンレストラン。
絶品の一皿を味わいながら、農業の未来に夢を馳せる。
まさにここでしか味わえない濃密ランチ。
前菜、朝摘みたてのベビーリーフたっぷりのサラダに続いて
テーブルに運ばれてきたのがトマトのパスタ「pomodoro」。
トマトソースが・・・美味過ぎる・・・。
甘み、酸味、旨み、もう完璧な三位一体。
何と言うか、トマトのコンフィチュールのようだ。
ただトマトを煮詰めただけでは絶対出ないこの美味しさ。
抜群に美味しいトマトを抜群の技で仕立てているのねぇ~。
メインが来るので我慢したけど
あの・・・お代りしたいくらい(笑)。
すっかり冬の景色になったウトナイ湖のほど近く。
沼の端駅からはホントにすぐそば。
この一皿のためにドライブしたい、JRで訪れたい。
贈り物という名前の素敵なレストランに出会いました。
いつか、夜のディナーにも訪れたい。
ふふふ、2017年の楽しみが、また増えました。
(写真は)
宝石のような高糖度トマトが輝く。
「Regalo da Jfarm」のトマトのパスタ。
濃厚な赤が美味しさを物語る。
忘れられない野宮的「今年の一皿」。
来年も、食べたい。

